現職の区政運営の評価は?各候補の子育て政策は? 目黒区長選挙に立候補した5氏の経歴・政策まとめ
瀧下隆行氏は福岡県出身。現在はIT企業に務める
瀧下氏は1982年福岡県生まれ。大学卒業後に2社の勤務を経て上京し、上場企業に12年勤務。2022年にIT企業に就職しました。
瀧下氏が掲げる政策とは
瀧下氏は以下の施策を公表しています。 1 住民税減税 住民税を減税し、可処分所得を増やす。減少した税収は人口増によりカバーし、必要な行政サービスは維持する。 2 出産・子育て支援の質向上 ライフステージが変化しても目黒区に住みたいと思えるサービスを実行する 3 効果検証をしっかりやる 政策を言いっぱなし、掲げっぱなしにせず、振り返りを確実に実行し区民に報告する。
西崎翔氏は目黒区出身、東京外国語大学卒業。目黒区議会議員を2期、東京都議会議員を1期務める
西崎氏は1983年生まれ、目黒区出身、東京外国語大学英語科卒業。株式会社目黒雅叙園勤務、衆議院議員・手塚よしお氏秘書を経て、2011年に目黒区議会議員選挙に立候補しましたが落選。参議院議員・蓮舫氏公設第一秘書を務めた後、2015年から目黒区議会議員を2年連続で当選。2021年の東京都議会議員選挙で初当選しました。
西崎氏が掲げる政策とは
西崎氏は自らのホームページにおいて以下の施策を公表しています。 古い政治ときっぱり決別 ■権力は必ず腐敗すると自覚し、区長の任期を3期12年までとする多選禁止条例を制定します。区民との対話を何よりも重視します。 ■東京都と都内10区8市で導入済みの「パートナーシップ制度」を目黒区でも。さらには「ファミリーシップ制度」も創設します。 子ども最優先の「子育て先進区」へ ■生まれる前から必要な支援を届ける「目黒区・子育て丸抱え体制」を構築します。また、区立児童相談所の設置を確実に進めます。 ■学校、地域、家庭など、あらゆる場所で子どもの事故を防ぐプロジェクトに取組みます。地域の拠点としての「公園革命」を起こします。 つよく、やさしい目黒区へ ■災害や未知の感染症、気候危機による熱中症などから区民の命と生活を守る、強くて大きくて効果的な「区役所」をつくります。 ■今の区政では軽んじられていると言わざるを得ない公共の役割を再検証し、区が直接やるべき仕事と民間に委ねる業務を整理します。 ■高齢者や障害者など「人」に関する施策を最優先・最重要に位置づけます。 ■区民センター建てかえはいったん立ち止まって、区民参加で再検討します。 ジェンダー平等と非正規改革 ■子育て支援、児童虐待、少子化と未婚化、賃金格差、働き方改革… 様々な問題の真相を解きほぐしていくと、多くがジェンダーギャップに突き当たります。「男らしさ」「女らしさ」を求める古い価値観が、多様性の理解は言うまでもなく、もはや社会・経済の足まで引っ張っています。誰もが自分らしさを追求できる社会を実現することは、私のライフワークです。 ■非正規雇用の拡大が社会にもたらしている深刻な格差や不公正さは、放置できる次元を通り越しており、まずは目黒区役所から、本人が望まない非正規という働き方をなくす努力をしていきたいと決意しています。