日本上陸が待ち遠しい! ジープ最小コンパクトSUV 新型「アベンジャー」の欧州での受注が早くも10万台突破 愛される理由とは
2024年第3四半期に日本で発表される予定
ステランティスのブランド「Jeep(ジープ)」は2024年6月20日、コンパクトSUV「Avenger(アベンジャー)」の欧州市場での受注が10万台を突破したと発表しました。 【画像】「えっ……」ジープ最小のSUV!? 間もなく日本でも登場する新型「アベンジャー」を見る(38枚)
新型アベンジャーは、2023年1月に欧州市場でデビューしたコンパクトSUVです。 2022年10月にパリ国際モーターショーにおいて世界初公開された、ジープブランド初となるバッテリー式電気自動車(BEV)です。 ボディサイズは全長4084mm×全幅1776mm×全高1528mm、ホイールベースは2562mm(欧州仕様)という大きさとなっています。 ジープのコンパクトSUV「レネゲード」よりも約160mm小さく設計されているため、ジープのラインナップのなかでもっとも小ぶりなボディが特徴となっています。 搭載されるモーターは156馬力・260Nmを発生、前輪を駆動します。また搭載されるリチウムイオンバッテリーは54kWhで、WLTPモードで400kmの航続距離を誇ります。 使い勝手の良いサイズやジープらしいスタイリッシュさで人気となり、欧州では2023年4月の市場導入がおこなわれて以降、同年10月には早くも受注が4万台を突破、すでに欧州COTY(カー・オブ・ザ・イヤー)やウーマンCOTYのベストファミリーSUVなど10を超える賞を受賞しています。 さらに2024年モデルには、それまでのEVに加え、100馬力・205Nmを発生する1.2リッター直列3気筒エンジンを搭載するガソリンエンジン車(ICE)や、このエンジンに48Vのリチウムイオンバッテリー、21kW・55Nmを発生させるモーター内臓のトランスミッションユニットが組み合わされたプラグインハイブリッド(PHEV)モデル「eハイブリッド」とラインナップを拡充。 加えて2024年5月には、ジープの全輪駆動システム「4xe」と48Vマイルドハイブリッドテクノロジーを搭載したマイルドハイブリッドモデル「アベンジャー4xe」が発表m2024年第4四半期までに欧州市場での注文が開始される予定です。 今回、新型アベンジャーが欧州市場にて10万台の受注を達成したことについて、欧州ジープブランドの責任者、エリック・ラフォージ氏は「アベンジャーの目覚ましい成功を祝うとき、それは単なる数字や称賛ではありません。あらゆるモビリティ ニーズを満たす選択の自由をお客様に提供し、比類のないドライビング エクスペリエンスを提供するという、たゆまぬ取り組みの結果です。アベンジャーは、革新と品質に対する当社の揺るぎない献身の証であり、基準を再定義し、新しい基準を設定し、B-SUV セグメントおよびそれ以降に消えることのない足跡を残しています」とコメントしています。 ※ ※ ※ ジープ新型アベンジャーは、日本でも2024年第3四半期に発表される見通しです。すでに2024年6月に日本語でのティザーサイトも公開され、商品情報やキャンペーン情報など、さまざまな情報が公開されています。 欧州市場ではEVだけでなくさまざまなパワートレインを持つグレードが登場していますが、日本市場においてはまず、EVバージョンが導入される予定です。
VAGUE編集部