Chromeの新機能で速度を上げる5つのコツ
4. 拡張プリロードを利用する
Chromeには、ブラウザーのスピードが、実際よりもずっと速く感じられる機能がいくつか搭載されています。そのひとつが拡張プリロードです。設定>パフォーマンス>速度の順にクリックすると、これをオンにできます。 これをオンにすると、ユーザーが開く前に、多くのサイトやページがプリロードされます。プリロードは、Googleのサーバーを介してバックグラウンドで行なわれるので、ユーザーがリンクをクリックした時と、ページが開くときのタイミングのズレは、ほとんど生じません。 ただし、このリクエストはGoogleのサーバーを介してプリロードされるため、ユーザーのプライバシーは犠牲になります。 「ユーザーはどのサイトをよく訪れるのか」「どれをバックグラウンドでプリロードすればいいのか」を判断する際に、GoogleがCookieを使うからです。 ちなみにデフォルトでは、プリロードされるサイト数が少ない標準プリロードがオンになっています。プリロードそのものを無効にするには、ページをプリロードするの隣にあるトグルをオフにします。
5. パフォーマンスの問題に関するアラートを受け取る
タブがメモリを異常に消費しているときには、Chromeの最新機能が、先回りして警告してくれます。たとえば、YouTubeで4K動画を見ているとき、ネット接続は問題ないのに、動画がスムーズに再生できないとしましょう。 そんなとき、メモリ不足かどうかGoogleが突き止めて、原因となっているタブを、アドレスバーの隣にあるスピードメーターのアイコンで知らせてくれます。 このアイコンをクリックしてから、今すぐ修正をクリックするだけで、そのタブを非アクティブにできます。 この操作をしても、問題のタブはタブバーに残るので、もう一度クリックすれば、いつでもリロードできます。 この機能をオンにするには、設定>パフォーマンス>全般>パフォーマンスの問題に関するアラートの順にクリックしてください。
ガリレオ