小池都知事が会見 休業支援など補正予算案発表(全文2完)中途半端はマイナス
東京都の小池百合子知事は15日夕、記者会見を行い、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて都の休業要請に応じた中小企業らに支給する「感染拡大防止協力金」などの緊急対策を含む補正予算案を説明した。 【動画】東京都の小池知事が臨時会見 休業支援など補正予算案を発表 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都の小池知事が臨時会見 休業支援など補正予算案を発表(2020年4月15日)」に対応しております。 ◇ ◇
都民へのメッセージをお願いしたい
東京新聞:東京新聞の岡本です。よろしくお願いします。緊急事態宣言が出ている中で、都民の多くは、この状態がいつまで続くんだということを大変不安に思っていると思います。都知事としては、今回のこの発表した対策によって、今の段階ではなかなか難しい部分はあると思うんですが、遅くともいつまでにはこの感染の拡大のピークを迎えたいというような見通しをお持ちなのか、また、あるいは自粛に協力されている都民の皆さんには、この自粛はいつまで続くというふうに覚悟をしなければならないか、その辺についてのメッセージがあればお願いします。 小池:これはもうひとえに、都民の皆さま方のご協力次第ということになろうかと思います。各地の繁華街の人の出というのは、皆さんの報道もあって、ずいぶん抑えられてきたかと思います。一方で地元のスーパー、商店街は人であふれ返っているというような状況でございます。結局、密の状況を1人1人がつくって、意図せずしてつくってるということでありまして、ここを皆さん、意図を持っていただきたい。意図を持って密をつくれと言ってるのではなくて、逆です。スーパーも、ご家族でやはり一緒に行こうという話になりがちですけれども、結果としてそこが密の状態になってしまって、そして最近はスーパーの店員さんなども非常にそういったことでストレスを感じられたりもしている。みんなでここは、ちょっとご協力のレベルをさらに上げていただくことによって、今のご質問が変わってくるんだろうと思います。