「欲を抑えきれなかった」宮沢元衆議院議員はなぜ正直に話し、辞職したのか 会見で語った気持ち 地元・静岡で記者団に語る【全文掲載】
Q.きょうは3区支部の主だった方が集まってそこで謝罪されたということですけれども、その他に支援者の方に今後謝罪といった説明をする機会というのは設けられるでしょうか? 機会は、設けるかどうかはわかりません。しかし、お詫びの電話はずっとこの4日間かけておりましたし、これからもですね、直接のお詫びに伺うということもやらなければいけないと考えてるところでございます。 Q.今回の週刊誌の報道が一部で自民党内からのリークじゃないかという声もあるんですが、それについてはどう思われますか? それは私が言える、答えられる問題ではないと思います。これについては私も自覚のあることでございますので、それについては私は答えることはできません。私の不祥事です。 Q.週刊誌に書かれていたことの、どこまでが事実で、事実と異なる部分もあるんでしょうか? 一読しただけでございます。詳細には読んでおりません。細かいところは違うのがあるかもしれませんが、そこはやっぱりどうこう言う立場ではないと思いますので概ね事実と私は認識をいたしました。 Q.20代の女性と金銭的援助をして同居していたのは事実なんですか? 金銭的援助というものがどういうことなのか分かりませんけれども、同居していたのは事実です。 Q.それ以外にも派遣型風俗の方を呼んでいたという報道もありましたけど、それも事実なんですか? それも事実ですね。 Q.不記載問題で派閥の指示があったということをおっしゃいましたけれども、それをおっしゃったことについては、いま後悔をしてない? それは全く後悔はしておりません。後悔してません。さすがにその問題とこの不祥事は、やはり別だというふうに私は考えたいですね。いわゆる不記載資金と、この不祥事は別です。 ■防衛副大臣だった時に女性問題はあったのか? Q.同棲されていた期間が1か月間ということで、その記事によりますとそれは悪いということだと認識してすぐ解消したということですが、その後のいわゆるパパ活といいますか、その出会い系に関しては、継続されていた。その点、線引きというか、その認識の違いはどこら辺にあったんでしょうか? そうですね、同居、ルームシェアに関しては、これはもう悪いことだと即座に判断いたしました。本当に反省しております。いくらこちらに事情があったり、精神的な不安定さがあったにしろ、許されないことだというふうに認識しております。その後のことについては、先日の会見でも申し上げましたが、よくよくですね、欲を抑えきれなかったといいますか、本当にそこに負けてしまった結果だなというふうに思っておりまして、そこのところは、反省をし続けなければいけません。
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