スイス代表GKヤン・ゾマーが代表引退を発表 代表キャリア94試合に出場
ワールドカップ、EURO共に3大会連続に参戦
スイスサッカー協会は20日、スイス代表のGKヤン・ゾマーがスイス代表からの引退を発表した。 [動画]ゾマーの代表ラストマッチとなったEUROのイングランド戦 2005年に母国バーゼルと最初の契約し、プロキャリアをスタートさせたゾマー。これまでバーゼルやボルシア・メンヘングラードバッハ、バイエルンなど様々なクラブを渡り歩いたスイスの守護神は、2012年5月に行われたルーマニアとの親善試合で代表デビュー。2014年のワールドカップ・ブラジル大会では出場こそはなかったが、23人のメンバーに選出された。その後、その大会を持って代表を引退したディエゴ・ベナリオからその座を引き継ぎ、12年間スイス代表の守護神として君臨してきた。その後のワールドカップには2018年、2022年大会に出場、EUROも2016年、2020年、2024大会に出場し、ゴールマウスを守った。先日のEURO2024では5試合出場し、準々決勝で敗れたイングランド戦が代表ラストマッチとなった。 ゾマーは自身のインスタグラムにてコメントを発表「スイス代表のゴールキーパーとしてのキャリアを終えることにしました。12年間、自国の代表として94試合出場したことは私にとって大きな名誉であり、誇りでありました。この場を借りて、選手仲間、スタッフ、コーチ、家族、スイスファンの皆様に感謝したい。今後はインテルでのプレイに集中し、多くのことを達成したい」と感謝の意を述べ、現在所属するインテルに全力を捧げることを誓った。
構成/ザ・ワールド編集部