「冬ドラマ」どれを見る? 期待の4作品をチェック 大ヒットドラマ制作陣の再結集に久々の香取慎吾フジ連ドラ主演作も
■『ブラッシュアップライフ』チームが贈る市川実日子の民放連ドラ初主演作『ホットスポット』
最後に紹介するのは、脚本・バカリズム×主演・市川実日子による1月12日スタートの『ホットスポット』(日本テレビ系/毎週日曜22時30分)。 本作は、脚本・バカリズム×『ブラッシュアップライフ』チームによる新作オリジナルドラマ。主演映画でモスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞し、映画『シン・ゴジラ』で毎日映画コンクールや日本アカデミー賞など数々の賞を受賞してきた実力派、市川実日子が主演を務める。市川は民放連続ドラマ初主演だ。 舞台は、日本が誇る富士山の麓にある山梨県のとある町。ビジネスホテルに勤めるシングルマザーの主人公・遠藤清美(41歳)が、ある日、ひょんなことで宇宙人に出会ったことから物語は展開する。もし彼女がピュアな少女だったら、宇宙人と友情を育み、正義のために巨悪と戦う…的な青春冒険活劇が始まりそうなところだが、世の中の酸いも甘いも経験してきた大人の清美は、宇宙人の機嫌を損ねないレベルで仕事や私生活のちょっとした事件の解決をお願いする。 何と言っても、2023年のドラマ各賞を総なめした『ブラッシュアップライフ』チームとバカリズムの再タッグが期待感を募らせる。また、『アンナチュラル』(TBS系)や『大豆田とわ子と三人の元夫』(フジテレビ系)などで主人公の頼れる相棒や親友を演じてきた市川。25年近くのキャリアを重ねる彼女だが、意外にも民放連ドラは初主演。座長としてドラマをどんな風に引っ張っていってくれるのか。 また、バカリズムが生み出す世界観と市川実日子、根拠はないが「どこか合いそう」と予感してしまうのは、筆者だけだろうか? 『ブラッシュアップライフ』のキャッチフレーズが「地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー」だったのに対し、本作は「地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー」。小さな田舎町の平凡な日常と宇宙人というファンタジーの融合がどんな物語を生み出すのか? 『クジャクのダンス、誰が見た?』はTBS系にて1月24日より毎週金曜22時放送。『相続探偵』は日本テレビ系にて1月25日より毎週土曜21時放送。『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』はフジテレビ系にて1月9日より毎週木曜22時放送。『ホットスポット』は日本テレビ系にて1月12日より毎週日曜22時30分放送。