史上最高額は誰だ!? 日本人、歴代移籍金ランキング15位。13億超えで世界最高のクラブへ! スターと共闘した男
欧州各国リーグは、2024/25シーズンに向けた準備を始めている時期で、今夏も様々な移籍市場の動きがある。今回は、歴代の日本人選手の中で、その移籍金が高額だった選手をランキング形式で順位ごとに紹介する。※移籍金や市場価値、スタッツは『Transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。
15位:南野拓実(みなみの・たくみ) 生年月日:1995年1月16日 移籍先:ザルツブルク(オーストリア)→リバプール(イングランド) 移籍日:2020年1月1日 移籍金:850万ユーロ(約13.6億円) 日本人選手の歴代移籍金ランキング15位は、南野拓実だ。2020年1月にオーストリアのザルツブルクからイングランドのリバプールへ加入したときの移籍金が850万ユーロ(約13.6億円)となっている。 南野は、2015年夏にセレッソ大阪を離れてザルツブルクに加入した。加入1年目からリーグ戦で10得点4アシストを記録する活躍で着々と価値を高めていくと、将来に大きな影響を与えたとされるのは、2019/20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)だった。10月のリバプール戦でチームは3-4で敗れたものの、南野は1得点1アシストを記録する大活躍を見せ、冬の移籍市場でリバプールに引き抜かれている。 リバプールでは、モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノといった世界トップクラスのFWがいたため、南野は定位置確保に苦しみ、レンタルでチームを離れる時期もあった。それでも、2021/22シーズンはプレミアリーグでの3得点のほかに、国内カップ戦のみで7得点を挙げてタイトル獲得に貢献している。 南野は、世界的な名門リバプールで主力になることはできなかったとしても、ユルゲン・クロップ監督に信頼され、移籍金に見合う働きをしたと言えるだろう。
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