親子、鉄道に親しむ 運転士体験、除雪車見学 あいの風ファンクラブ
あいの風とやま鉄道のファンクラブ会員限定見学会は28日、富山市上赤江の運転管理センターで開かれ、富山県内外から参加した親子や愛好者ら約90人が運転士体験や除雪車の見学などを通して鉄道に親しんだ。 参加者は富山駅から会場まで回送列車で移動した。運転管理センターでは車両の運転席に乗り込み、アクセルやブレーキのレバーに触れたり、行き先を表記する帯を操作したりして、運転士や車掌の仕事に理解を深めた。パンタグラフの操作体験やマスコットキャラ「あいの助」との触れ合いもあった。 野上晃介さん(南部中2年)は「車掌が乗客に寄り添い、毎回正確な安全確認をしているおかげで、みんなの生活があると感じた」と話した。