7歳女児虐待死 児相と市の連携課題指摘 「連携うまくいっていなかった」 愛知・犬山市
愛知県犬山市に住む7歳の女の子が死亡し、母親と内縁の夫が逮捕・起訴された事件で、児相と市との連携について課題があったことが内部検証の結果、指摘されました。 この事件は、今年5月、犬山市に住む、島崎奈桜ちゃん(7)が死亡し、母親の島崎みなみ被告(33)と、その内縁の夫の倉田凱被告(32)が、逮捕・起訴されたものです。
奈桜ちゃんは、虐待の疑いがあるとして、事件前に2度、児童相談所に一時保護されていましたが、その後、解除されていました。 事件を受け、犬山市は、児童福祉関係者や専門家などで構成される対策協議会に内部検証を依頼していて、その報告書が20日、市長に提出されました。 犬山市要保護児童対策協議会 多川則子会長: 「児相と市との連携がうまくいっていなかった」 犬山市は、午後3時から会見を開き、報告書について詳しく説明する予定です。