団地で母子3人暮らし、「自分時間」確保のためにやめたこと3つ。献立の固定化でイライラも減った
たとえ短時間でも、好きなことを満喫する「自分時間」があると日々の充実度は格段に高まります。ここでは、家事の仕方やマインドを見直したことで「自分時間」が増えたという、小学生の子ども2人と団地で暮らしているかさもさんのケースを紹介。結果的に、家族と過ごす時間も有意義なものになったそうです。詳しく語ります。 【写真】献立の固定化が時短のカギ
献立を考えるのをやめたら、調理時間も短縮できた
あれこれ悩みながら献立を考えて、買い出しに行き、時間をかけてつくった料理。それでも、子どもたちの好みや気分に合わなければ残されてしまう…それにイライラ。「野菜も食べなさい!」「残さず食べなさい!」と、よく怒っていた以前の私。 子どもたちは野菜嫌いではあるのですが、食べられる野菜もあるし、調理法しだいで食べられることもある。それなのに、私の都合だけでつくったものを食べさせていたと気がつき、反省しました。 そこで、朝食はパンとヨーグルトとフルーツ、夕食は子どもたちが好きな卵料理や肉料理をメインに、食べられる野菜をプラスする…といったように、献立を固定化してみることに。すると、子どもたちは文句を言わずに食べてくれるし、私のイライラも手放すことができてお互いラクになったのです。 ・献立に悩む時間 ・買い出しの時間 ・調理時間 を献立の固定化で短縮。結果的に、自分時間を増やすことができました。
きちんと掃除をしなくてもいい「仕組みとルール」づくり
掃除が嫌いな私。「子どもたちのためにも、ホコリを溜めないよう小まめに掃除をしないと!」「隅々まで掃除できていないとダメなんだ!」と思ってはいても、行動できない自分にうしろめたい気持ちがありました。 そんな思いを手放すために、「掃除が嫌いなら、マメに掃除しなくてもいい仕組みにしてしまえばいい!」と一念発起。まずは大量に不用品を処分し、必要最小限のもので暮らすことで、ホコリが溜まりにくい家にしました。 掃除機がけが面倒なのでロボット掃除機も導入。スイッチひとつで家中を掃除してくれるので、自分時間がつくれます。 現在は、下記のマイルールを設定。 ・床拭きは気が向いたときに ・トイレ掃除は週に1回 ・お風呂掃除は入浴後にササっと ・キッチンリセットは翌朝でもOK ゆるい決まりですが、それなりのキレイを保っています。 家事の時短につながる家電は、自分時間を増やす大きな味方になると思います。「掃除くらい自分でできなきゃいけないもの」と思い込まずに、頼ってもいいのだと気づけました。
「いい母親像」を手放して心もラクに
料理や掃除ができなくて自分を責めてしまうなど、私は他人軸の「いい母親像」に苦しめられていました。そんな負の感情と一緒に、家事を手放してみたら、自分時間が増えただけでなく、子どもたちと過ごす時間も穏やかで有意義なものになったと感じています。 「こうするべき」「こうでなければいけない」。このような思い込みにとらわれず、自分と子どもたちが心身ともに健康で幸せなのがいちばんだと思います。
かさも