「イカゲーム2」収益は1,600億円超えとの予想も…Netflixがコメント
「イカゲーム2」が凄まじい人気を見せており、最低で1兆5,000億ウォン(約1,600億円)以上の収益を出すという見通しが出た。 しかし、Netflixは1日、「これは事実とは異なる」と公式にコメントした。 先立って、メディア研究所K EnterTech Hubは1日、「イカゲーム」シーズン2の予想収益が最低でも1兆5,000億ウォンに達すると推定した。 K EnterTech Hubによると、シーズン1は制作費約250億ウォン(約26億円)を投入し、約40倍の1兆ウォン(約1,100億円)の収益を出した。シーズン2の場合、制作費がシーズン1の約4倍である1,000億ウォン(約100億円)ほどかかったが、シーズン1の推移からすると、シーズン2の予想収益は少なくとも1兆5,000億ウォンと推定されるということだった。 K EnterTech Hubのハン・ジョンフン代表は「シーズン1の収益性には及ばなくても、制作費に対して少なくとも10倍以上の収益が期待される」とし、「その他にもNetflixの株価上昇、新規加入者の誘致などの効果を期待することができ、韓国がグローバルコンテンツ戦略の核心的な役割を果たしていることを再確認することができるだろう」と明らかにした。 これに関連し、Netflixは「月額料金のストリーミングサービスで、会員は毎月一定額の使用料を支払い、コンテンツを無制限に楽しむことができる」とし、「これは1件ごとの決済をベースにしたVODサービスや収益が変動する映画館とは構造的に異なる。したがって、『イカゲーム』のような単一コンテンツによる収益推定値は、Netflixの月額料金型のビジネスモデルに合致せず、これは事実と異なる」と反論した。 1日、「Netflix Top 10」によると、12月第4週(23~29日)の「イカゲーム」シーズン2の視聴時間は4億8,760万時間と集計され、6,800万回(視聴時間を作品の総時間で割った値)を記録し、92ヶ国で1位を獲得した。 これにより、「イカゲーム」シーズン2は5,010万回を記録した2022年の「ウェンズデー」シーズン1のNetflix公開初週の最高視聴記録を上回ることになった。 また、2024年12月26日に公開された「イカゲーム」シーズン2は、1週間も経たないうちに累積基準でNetflixで史上最も人気のある非英語圏テレビショー部門7位にランクインした。 グローバルOTT(動画配信サービス)コンテンツ視聴順位集計サイトであるFlixPatrolでも、「イカゲーム」シーズン2は公開2日目でNetflixのテレビ番組部門全世界トップ10で1位を記録した。これは8日かかったシーズン1より、はるかに早い。
パク・アルム