【野球ファンに聞いた】新たな旋風を巻き起こす可能性がある高校は? 夏の甲子園2024優勝予想
夏の甲子園の名場面といえば…?
ここではファンのみなさまにご回答いただいた夏の甲子園の名場面をご紹介します。 ◆日本文理、中京大中京を追い詰めた驚異の粘り
2009年、中京大中京と日本文理の決勝。エースで四番の堂林翔太(現・広島)を擁した強打の中京大中京は9回二死までに6点リード。あとアウト一つに追い込まれるも、意地を見せた日本文理は四球と連打で驚異の5得点。打者一巡で1点差に迫るも最後は三直に。あと一歩及ばなかったものの、絶対に諦めない球児の姿勢に感動したファンは多かったはず。 ファンの声 「新潟県民の9割はテレビを観てたと思います!」 「最終回は本当にドキドキしました!」 「優勝した堂林選手の涙のインタビューが印象的でした」 ◆箕島、真夏の夜に繰り広げられた甲子園“史上最高試合”
1979年、箕島と星稜の3回戦。箕島・石井毅、星稜・堅田外司昭の両エースの熱投で延長へ。12回表、まさかのトンネルで星稜が1点勝ち越し。その裏、二死から嶋田の左翼への本塁打で箕島同点。14回裏、箕島が一死三塁のチャンスも隠し玉でアウトに。16回表、星稜が主将・山下のタイムリーで1点勝ち越し。その裏、簡単に二死を取り、次く森川も簡単なファウルフライ。勝負あったかと思われたが、一塁・加藤が人工芝と土の段差に足を取られ、まさかの落球。窮地を脱した森川はフルスイングで左中間へ同点弾を放つ。同点のまま迎えた18回裏、堅田は体力の限界を超えており、力ない球を上野がレフトへサヨナラヒット。ドラマに次ぐドラマが生まれたこの試合を“史上最高試合”に推す声が多く聞かれます。 ファンの声 「もう二度と見れない奇跡の試合」 「18回の激闘が忘れられません」 「16回の同点ホームランが衝撃でした」
◆金足農、東北の夢を背負った歓喜と涙。カナノウ旋風に日本中が沸く 日を追うごとに注目度が増していった。秋田大会からエース・吉田輝星が1人で投げ抜き、選手交代はゼロ。そんな彼らが3回戦で逆転勝ち、準々決勝の近江戦ではサヨナラ2ランスクイズと劇的勝利で快進撃を続けた。最後は根尾昂、藤原恭大らを擁する大阪桐蔭打線に吉田がつかまり決勝で涙を飲んだが、その姿に多くの人が胸を打たれ、カナノウ旋風に日本中が熱狂した。 ファンの声 「カナノウ旋風がまた観たいです!!」 「吉田君の熱投に感動しました」 「大阪桐蔭に立ち向かう姿カッコ良かった」 甲子園常連校が強さをみせるのか、伏兵が新たな旋風を巻き起こすのか、今年も甲子園の熱戦に目が離せません。
週刊ベースボール