出演者が勢ぞろいしたフィナーレ

　子どもたちとプロの音楽家らが共演するステージ「WHOLE　NEW　STAGE（ホール・ニュー・ステージ）！2024」が22日、SG　GROUP　ホールはちのへ（八戸市公民館）で開かれた。八戸地域などで活躍する音楽家と、歌やダンスが好きな子どもたちが1つの舞台を作り上げ、観客もその世界観に魅了されていた。 　八戸市のダンススタジオ「Citron（シトロン）」と「音楽教室うたごころ」の共催。シトロンのインストラクター・YuKAさんと、うたごころ主宰の油川怜子さんが、子どもから大人まで音楽を続けられ、披露できる環境を八戸に整えたい―との思いで始めたプロジェクトで、今年で3年目。 　今回は、シトロンとうたごころに通う2歳から中学2年生までの児童生徒ら約30人と、地域で音楽活動を行う「Acceletta（アチェレッタ）」のほか、ゲストボーカルとして、ニューヨーク在住のソプラノオペラ歌手青木麻菜美さんを招いた。 　ステージでは、歌とダンス、大人と子どものコラボレーションを次々に披露。クリスマスや冬にぴったりの定番曲、映画主題歌などで会場を盛り上げた。 　シトロンの髙田沙矢さん（14）＝市立長者中2年＝は「最初緊張したが、みんなで最高のステージを作り上げることができた」と充実感をにじませていた。