オランダGPのFP1、夏休み明け最初の公式セッションは雨→ドライに急激変化の60分…最速はノリス、2番手フェルスタッペン、角田裕毅は14番手|F1
2024年のF1第15戦、オランダGPのフリー走行1回目が現地時間23日行われた。 【動画】フェルスタッペン凱旋、オランダGPが開幕!FP1序盤はウェットコンディション、フェルスタッペンが濡れた路面でスピン 現地ザントフォールトは気温19℃の路面温度20℃。雨天となっており、そのうえ強風の悪条件となった。サマーブレイク明け最初の公式セッション、かつアップデートを入れているチームが多数という状況。本来なら積極的に周回したいところだが、データ収集には向かない走行条件となっている。 序盤はエクストリームウェットを装着して走行するマシンが多く、セッション中盤が近づくと母国レースとなるマックス・フェルスタッペンがインターミディエイトを装着してトラックへと出る。すると地元の観衆から大声援が贈られた。残り27分になり、フェルスタッペンが1:21.300で走行し、この時点のトップタイムをマークする。 雨は止み、路面が徐々に乾いていく状況となり、セッション後半は完全にインターミディエイト向きとなる。VCARB角田裕毅も残り20分が迫り、ようやくタイムを出しにいった。 残り15分を切ると一度全車ピットへと戻る。ここでドライタイヤに切り替えて、タイム計測に出るチームが多数となった。 ここからはどんどんタイムが上がっていくものの、レコードライン以外はまだ濡れているため、各ドライバーは慎重な走行となる。そんな中でマクラーレン勢がドライで安定してトップタイムを更新していく状況となり、結局1:12.322のランド・ノリスがトップとなった。 2番手は0.201秒落ちで地元マックス・フェルスタッペン、3番手ルイス・ハミルトン、4番手カルロス・サインツ、5番手ジョージ・ラッセル、6番手アレクサンダー・アルボン、7番手オスカー・ピアストリ、8番手ニコ・ヒュルケンベルグ、9番手ケビン・マグヌッセン、10番手チョウ・グァンユというタイム順だった。 角田裕毅はトップから2.096秒落ちの1:14.418で14番手というタイムだった。