神戸製鋼データ改ざんで経産省が会見(全文2完)防衛産業関連品目にも使用
神戸製鋼所が航空機や自動車用などのアルミニウムや銅製品について強度や耐久性のデータ改ざんを行っていた問題で、経済産業省が10日午後3時半から記者会見した。 ※一部、判別できない個所がございますことをご了承ください。
自主監査をほかのメーカーに対しても求めていく考えはあるのか
司会:はい。 日刊産業新聞:産業新聞の〓タジマ 00:14:22〓といいます。今回、自主監査で改ざんが見つかったということだったんですけれども、アルミとか銅製品の、ほかのメーカーに対しても、そういった今回の不正事例を受けて、何か、そういった監査のようなものを求めていくような考えとかはありますか。 小見山:これは神戸製鋼社でまずは一義的に起きた話でありますので、まずは神戸製鋼社に対して事態の全容を解明するとともに、安全性の検証も含めた事実の究明、ほか4点をお願いしているところであります。これがほかの会社で同じようなことが起きているっていう話は聞いてはおりませんけども、このようなことが起きないようになんらかの対策を行っていきたいというふうに考えております。 記者1:〓*********ニッケイノ********00:15:18〓、〓国内基盤担っている*****00:15:21〓ありましたけども、そういったユーザーとか、企業とは〓*****コミットシテ*****00:15:27〓しているのかっていうことと、もう1つは、〓*******00:15:35〓、省庁と情報交換のやり取りがあるのか。 小見山:一義的には民間の契約のスペックの改ざんというか、スペックを守らなかったという話なので、海外のユーザーも含めて、神戸製鋼で客先に対する通報と安全性の確認を行っていくということだと思います。その過程で、先ほどございましたとおり、われわれも必要に応じて、ユーザーでありますとか、そのユーザーが外国にいる場合も含むということになると思いますけど、必要なことがあればしっかりとやっていくことを検討していくということではないかと思います。 記者2:〓****ノ*****00:16:25〓ですけれども、今、前の前の質問でおっしゃっていたように、ほかの会社で同じようなことが起こっているとは思わないけども、なんからの対策をというふうにおっしゃっていますが、これは具体的に言うと、新たな、全体的にもう一度、〓契約*** 00:16:40〓が全て〓************00:16:42〓なっているかっていうのを、アルミとか銅とかで〓****ソザイ***ニ****00:16:51〓するというような、考えでいらっしゃいますでしょうか。 小見山:この今起こっていると思わないかというお話がありましたけれども、今、一般にこういうことが蔓延しているというような状況にあるという認識はないということですね。そういう材料が特段あるわけではないですけれども、本件も含め、どれぐらいの影響があるかということも十分に勘案して、必要な調査なり監査なりをお願いするということもありうるかというふうに考えております。 記者2:あと、先ほど〓********00:17:26〓もありましたが、この数年間で日本の大きな、かなり優良企業とされてきていたような製造業のデータ改ざんとかいろいろな不正が立て続けに起きているんですけれども、日本の製造業で、どうしてそのようなことが起きているのが、国際的に〓*******00:17:50〓、かなり〓***00:17:50〓してると思うんですけども、経産省としての分析っていうのを教えてください。 小見山:これはまず、製造業全般という話よりも、本件に関する、先ほども申し上げましたけども、原因究明と再発防止策をしっかりするということが先に来るんではないかと思います。それで、その前提として、今、まさに最終需要に、ユーザーとの間で安全性の検証っちゅうのをやってもらっているんですが、当然その原因の究明と再発防止策を行う中で、それが仮に製造業全般に、日本の製造業全般に共通する課題があるのならば、先ほど申し上げましたとおり、なんらかの対策を行っていくかなと、そういうふうに考えております。 司会:朝日新聞さん。