「この1着では失格を取り返せない」リベンジに燃えるルーキー競輪選手が連勝で決勝へ
小倉競輪場のナイター「富士通フロンテック杯(F2)」は12日、2日目を迎えた。5Rに出走して1着の佐藤壮志(20歳・熊本=123期)に話を聞いた。 佐藤は前走の松阪競輪で失格。期の初めからマイナス3点のペナルティーを受けてしまった。 初日のレース後に「この1着では失格を取り返せない」と臨んだ準決でも逃げ切り勝ちを収めたが「後ろ攻めだったから、とにかく前に行かないと話にならない。競りがあるかもという話はしていたけど…。これからはどう動くのか考えていかないと。追加の割には動けているけど、疲労感はある。自転車の方はセッティングを微調整したら違和感がなくなった」。 宮道良輔、神尾敬冬の同期も決勝に進出して「同期には負けたくない。特に神尾さんには負けられない。前々走の小田原競輪決勝で対戦して逃げ切られたので、今度はやり返したい」とリベンジに燃える。(アオケイ・伊藤記者)