酔客を家の前まで連れて行ったが…厳寒で死亡、韓国の警察官に過失致死罪
【01月17日 KOREA WAVE】泥酔した60代の男性を放置して死亡させたとして業務上過失致死罪で罰金刑を受けた韓国の警察官2人が軽懲戒措置を受けたことが確認された。 ソウル北部地裁は昨年11月、江北(カンブク)警察署の警査(巡査部長)に罰金500万ウォン(約55万円)、警長(巡査長)に罰金400万ウォン(約44万円)の略式命令を出した。 2人は2022年11月30日未明、酔っ払いがいるという通報を受けて出動し、60代の男性を江北区内の自宅のドア前まで連れて行った。 しかし、自宅へ入ったことを確認しないまま撤収。厳寒の中、6時間以上放置された男性は午前7時ごろ、死亡しているのが見つかった。当時ソウルには寒波警報が発令され、最低気温は氷点下8.1度だった。 警察は放置すれば死亡することが予見できたとして2人を送検。被害者遺族は処罰を望まないとの書面を提出したが、検察は昨年9月、略式起訴した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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