【続報】父親・田村修被告、証人として出廷「私の手で警察に突き出すのは娘を裏切ることに」
▼両親は瑠奈被告の奴隷のような立場だと、検察が主張していることについて 娘の心がこれ以上、壊れないようにするにはどう接していくのか考えて行動している。無理強いされたり、支配されているということはない。 ▼両親が娘を甘やかして好き勝手させていたという主張について 妄想が出るまでは、それなりにしつけをしてきたつもり。本人の精神状態から追い詰められると、取り返しのつかないことになるので言えなかった。 ▼瑠奈被告が言うことを断ることもあったのか。 娘が「生きているのがつらい、首を絞めて殺してくれと言われ取り乱し半泣きだった。私は「できません」と答えた。 ▼どんな時に瑠奈被告の言うことを断るのか。 できないこと、してはいけないこと、命とかかわること、犯罪になることは断る。
一方、検察側は瑠奈被告の手帳を証拠として提出し、瑠奈被告が被害男性について「間違ったやつに連れて行かれた」「自分で始末する」などと記載していたことを明らかにしました。 また、被害男性の妻の供述調書が読み上げられました。 ◇被害男性の妻の供述調書(一部抜粋) ▼夫の49日は何も法要できていない。長い夢をみているようです。何があったか知りたい。 ▼私にとってはよい夫で、子どもにとってはよい父でした。家族を大事にしてくれる夫で、感謝しきれない。 ▼夫があやまったことをしたのであれば代わりに謝りたい、なぜ殺されることになったのか知りたい。
6月4日の初公判では、瑠奈被告と被害男性の間に性的トラブルがあったことや、いびつな家族関係が明らかになりました。 検察側は、「事件前に瑠奈被告が被害男性から性的トラブルを受け、殺意を募らせていたことを認識していた」と指摘し、浩子被告が娘の犯行を容認したと主張しています。 一方、弁護側は「警察に通報や娘を出頭させなかったものの、頭部が自宅にあると知っていることをもってほう助とは言えない」などとして無罪を主張。 浩子被告は、「手助けするつもりは全くなかった」などと起訴内容を否認し、頭部を自宅に隠すことを「容認したことは違います」などと語っていました。