C.ルメール騎手がエリザベス女王杯4勝目へ 近年のJRA牝馬限定GIでは強さも
C.ルメール騎手がレガレイラ(牝3、美浦・木村哲也厩舎)でエリザベス女王杯(3歳上牝・GI・芝2200m)の2年連続4勝目を狙う。 【写真】レガレイラこれまでの軌跡 ルメール騎手はこれまでエリザベス女王杯に18回騎乗。08年にリトルアマポーラで初制覇。20年にラッキーライラック、そして昨年はブレイディヴェーグで勝利し、4勝の武豊騎手に次いで歴代2位の3勝を挙げている。 今年のパートナーは唯一の3歳馬となるレガレイラだ。昨年のホープフルSの覇者。今春は牡馬クラシックに挑み、皐月賞が6着、日本ダービーが5着と厳しい結果になったが、ラストは脚を使えていた。休み明けだった前走のローズSでも5着と涙を飲んだものの、上がり3F最速の33秒1でも届かなかったのだから、展開が全て。今回はGIだが2200mへの距離延長はプラスだけに、本領発揮を期待したい一戦となる。 ルメール騎手は昨年以降、JRAの牝馬限定GIで[3-3-2-1]の勝率33%、複勝率89%。全てのレースで4着以内と好成績を残している。ここでエリザベス女王杯4勝目をつかむか。その手腕が注目される。