通算200勝まで残り14勝のヤクルト・石川雅規 先発として投げ抜いてきたからこそのNPB歴代10位の『189敗』の凄さ
今月の22日で45歳を迎えるヤクルトの石川雅規。今季プロ24年目を迎え、昨季終了時点で通算542試合・3137回2/3を投げ、186勝189敗3ホールド、防御率3.88だ。 直近5年間は2勝、4勝、6勝、2勝、1勝と思うように白星を積み重ねられてはいないが、通算200勝まで残り『14』勝に迫ってきており、200勝への期待もかかる。新人の02年から5年連続二桁勝利、08年から11年にかけて4年連続二桁勝利を達成するなど、過去に11度二桁勝利をマークしたことがあり、今季14勝を挙げて200勝達成ということが起こっても不思議ではない。 通算200勝もそうだが、『189』敗という数字も石川を語る上で外せないだろう。敗戦数というとネガティブに捉えられてしまうが、189敗をするまで先発として投げてきたということ。本来であれば、負けが込めば登板数自体も減ってきてしまうものだが、チームの勝利のためマウンドに上がり、チームのために必死に腕を振ってきた数字であるといってもいいだろう。大きな故障なく、23年間投げ続けた証とも言える。ちなみに、通算189敗はNPB通算歴代10位にあたる。 40歳を超えてもなお、第一線で投げ続ける凄さ。スワローズファンは今季も、石川雅規の投球が見られる喜びを感じながら2025年を過ごしていくことになりそうだ。
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