バレー石川祐希「一時の決断がここまで大きく変えた、僕を」菅田将暉との対談で明かす 親には「事後報告というか」
俳優で歌手の菅田将暉(31)がバレーボール男子日本代表の主将、石川祐希選手(28)と対談した模様が21日、フジテレビ系「すぽると!」で放送された。菅田は同局のパリ五輪アスリート応援ソング「くじら」を担当している。 【写真】でかっ!石川祐希 ソファがあるイタリアの自宅がすごい!冷蔵庫の中身も公開 2014年、18歳で代表入りした石川は、同年、大学1年の時にセリエA(イタリア)のモデナに短期留学。「ここがきっかけというか。高校までは全日本目指して、とかだったんですけど、『イタリアでやりたい』とか、『世界で活躍したい』ってなったので」と振り返った。 菅田は「けっこう勇気いりますよね、10代で(海外)。親とか(には)何も言わなかったんですか?」と聞くと、「親(に)は基本、何も言わなくて、事後報告というか。そういうオファーあったから、ちょっとイタリアでバレーやってくるね、みたいな」と笑いながら明かした。 言葉も分からないイタリアでの生活だったが、不安や怖さは「なし」だったそうで、「一時(いっとき)の決断が、ここまで大きく変えちゃったのかな、僕を」と穏やかな表情で語った。 16年、再びイタリアへ。全てをバレーに捧げるため、分刻みのスケジュールを自らに課した。「スケジュールとか細かく決めていたのも、次の日、ベストで練習に臨みたいから。これをやらないと気が済まない、じゃないですけど、これをやることによってベストでいられるって思いがあるので、やらないとベストをやってないな、みたいな」。 21年から代表の主将を務めているが、「僕、どちらかというと、普段もダラーっとしていて」と意外な告白。「キャプテンをやっていた方が自分を律せて、役割をもらうことで自分をうまく動かせる。キャプテンという役割をもらってからよりチームのため、負けたら自分の責任だと思いながら行動している」という。 現在の日本代表については「東京オリンピックの時からずっとやっているメンバーなので、お互いを知っていますし、本当に仲のいいチーム。選手だけでなくスタッフも。今年のパリは非常に楽しみというか(メダルを)勝ち取れる準備はできていますね」と語り、「オリンピックで結果出してメダルを持ってこられるように頑張ります」と宣言した。