今後の年金「国民年金保険料納付の5年延長」は断念?2024年度財政検証のポイントを解説
まとめにかえて
2024年度の財政検証によると、現在61.2%の所得代替率は「過去30年投影コース」では50.4%まで低下するものの、最低ラインの50%は維持される見込みです。 ただし、前提条件が変われば年金額は大きく変動するため、老後に備えた自助努力が必要です。 5年毎に行われる財政検証を継続的に確認して年金財政の状況をチェックするとともに、老後計画を適宜見直しましょう。
参考資料
・厚生労働省「将来の公的年金の財政見通し(財政検証)」
西岡 秀泰