佐々木朗希の拭えない“ゴネ得”感に、NPB球団が直面する「ロッテは移籍を認めたのに」の悪しき前例
「ロッテは認めたのに」の前例
《高卒選手特に目玉投手なんか今後一切ドラフト指名しないでいいだろもう 今回認めちゃったからメジャーとか言い出した時認めないと佐々木の時ロッテは認めたのに酷い球団だとか言われる》 《ロッテ球団は佐々木投手と同等のプロ年数、成績を残した選手がポスティング申請してきたら断れない前例を作ってしまった》 ネット上でも指摘されるのは今後、25歳未満の有望選手が「メジャー希望」を口にした際、所属球団が拒否した暁には「ロッテは認めたのに」と国内、海外か批判に晒される恐れがある。その“前例”を作ってしまったということ。 「もちろんポスティングに応じるか否かを決めるのは球団側であり、“25歳ルール”がある以上は利益を追求するのも企業として当たり前。ですが、選手側の声が届きやすい時代だけに、頭ごなしに“NO”とは言えない現状もあります。 すでにメジャーリーグの“草刈り場”になりつつある今、またメジャーを希望する選手の“踏み台”にされないためにも、プロ野球はポスティング制度を見直す時期に来ているのかもしれません」 “世界一の投手”を目指して球団を退団する佐々木だが、“世界一のファン”とも称されるロッテファンは複雑な心境だろう。