「インフルで…」契約したのに外構工事せず…現金150万円だまし取った疑いで男逮捕 その“いいわけ”とは?
HTB北海道ニュース
住宅の外周りの工事を完成させる意思がないにもかかわらず契約させ、現金150万円をだまし取った疑いで逮捕・送検された男。HTBは男と被害者とのLINEの画面を入手しました。 住所不定・会社役員の眞野彰容疑者(36)。石狩市に住む男性に対し、外構工事を完成させる意思がないにもかかわらず契約させ、現金150万円をだまし取った疑いがもたれています。 6月、男性の自宅に訪問販売で訪れた眞野容疑者。男性によりますと、ウッドデッキやカーポートなどの工事を持ちかけられ、見積もりが手頃だったこともあり契約したということです。 これは、男性と眞野容疑者のLINEのやり取りの画面です。当初、工事は8月末までに終わるという話でしたが…。 LINE 「現在新琴似の現場に入っており、そこが終わり次第乗り込む予定となっております」 男性が契約違反を指摘したところ眞野容疑者からは日程を延期した契約書が送られてきました。新しい工期は10月1日から31日。しかし・・・。 LINE 「先日の雨で全ての着工が4~7日ほどずれ込んでおります。来週中には着工予定です!」 その翌週には… 「今入っている南幌の現場が、終わり次第入る形になります!」 いつまで待っても工事が始まることはありませんでした。直接会って話せるか眞野容疑者に問い合わせても… LINE 「朝から熱があり、病院にかかったところインフルエンザでした」 このメッセージを最後に、眞野容疑者と連絡は取れなくなりました。 警察の調べに対し眞野野容疑者は「だますつもりはなかった。工事もやるつもりだった」と容疑を否認しているということです。 道内の消費者センターには同様の相談が10件近く寄せられていて、警察は複数の余罪があるとみて捜査しています。
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