【プロカメラマン】が大量画像で記録!「腐っていたKLX125にフォグランプ搭載でミニアドベンチャー化!」
KLXは順調に整備・カスタマイズが進んでいます!
こんにちは。カメラマンの小見です。 前回は手直しと、使い勝手の向上を狙った作業でした。ヘッドライトシュラウドにカタナ用の社外スクリーンを短縮したものを取り付けて、若干の防風&防雨策を講じました。 また、ハンドルのバーエンドの振動対策は効果があったようで、国道の流れに乗って走っても不快な振動は特に発生せず、ノーマルと同じように快適。ハンドルガードによる安心感が増えました。 【画像ギャラリー 22枚】【プロカメラマン】が大量画像で記録!「腐っていたKLX125にフォグランプ搭載でミニアドベンチャー化!」……の写真を見る! さて!こうなると「大型アドベンチャーのBMW R 1150 GSなど巨大なバイクの装備類を、いかに縮小して搭載し、KLXをそれっぽく機能向上させるか?」で、私の頭の中はいっぱいになるのです。そういう病気にかかっているのです。 でもこれは、市販車を改造してサーキットを走らせるというタイプのいじり方と似ているように思えませんか? 方向性はオフロードを重視した作り込みで、クラッシュも念頭においていろいろ考えないとイケマセンが。 ※以下「■~」は写真の説明文。写真は【画像ギャラリー】にまとめてあります。 ■エンジンマウントのプレートに何か増設してフォグを付けようか、どうしようかな? タンク下両脇のシュラウドの下側ボルト穴と内側のステーの利用で何とかなるかも?な図。 ■分かりやすいようにシュラウドを外してみたところ。下側右に6mmのネジ穴があります。ここを利用してフォグランプを付けてみます。 ■ネット通販で買ったフォグランプ。中身はどんなんだろう?って、ついバラして観察。レンズが黄色なので、霧が出た際もそれなりに役立つかも? ■フォグランプの発光部分です。中央部分のこんな小さいLEDがそこそこの明るさで光ります。
大型アドベンチャーに付いているフォグランプをKLXにも!
ということで、夜間の林道や郊外の県道などで、あると心強いのが補助灯火=フォグランプなどの装備です。 大型のカッチョ良いアドベンチャーバイクって、ほとんどのモデルにフォグが付けられている印象があって、これはやっぱりウチのKLXにもフォグを搭載せねば!と考えた次第です。 林道の暗い場所での追跡撮影でも、被写体たる自転車レースの参加ライダーから分かりやすい仕様の方がいいに決まっています。追い越しの際にも目立ちますし、トンネルで伴走した場合などには補助照明代わりにもなりやすいかな、と。KLXを撮影車に使いたいマウンテンバイクの山岳レースって、まだ暗い明け方がスタートなものでして。 そんな思惑とともに、じゃあ車体のどこに付けるんだよ?と、ひと思案してみたのですが……付けられそうなのはガソリンタンクの下にあるシュラウドの取り付けネジの部分か、エンジンマウントの前部分でしょう。 エンジンマウントは、のちに別の構想があるのでできれば使いたくない……となれば、ライムグリーンに模様替えしたシュラウド下側を取り付ける部分(ステー)に何らかの工夫をしてみましょう。ネット通販にて、使えそうで廉価なフォグランプを物色してみると、ちょうど良さそうなライトを発見。それにハンドルに付けるべきスイッチとリレーも。 まとめて部品を調達。取り付けの加工はほとんどなく、六角形の長ナットの中にボルトを通し、そこにフォグのステーを噛ませてシュラウドごとネジ留め&裏から保険的にナットとワッシャーを締め付けて落下防止策としました。案外簡単に付いちゃった。 ただ、この位置だとコケた場合にダメージをじかに受けそうなので対策を考えておかないと……。 ■6角の長ネジに、少し太めで外周が6角の長ナットがスペーサー代わり。これをシュラウドにねじ込んで固定します。 ■コの字型のフォグランプ同梱のステーの角度を概ね合わせたら、シュラウド裏からナットとワッシャーでロック。主軸となる長ネジの固定にダメ押ししておきました。 ■あとはコの字型ステーにフォグを取り付けたら、ランプ本体は装着完了です。 ■取り付け完了後、前からフォグランプを見てみたところ。 ■灯火類のスイッチながら、普段はあまり点灯させないのでハンドル左側に付けました。このスイッチもネット通販で取り寄せた部材です。 ■左右どちらも取り付け終わり。対向車が眩しくならないように光軸を調整します。足元が明るくなれば、それでヨシ! ■小さいけれど、夜間走行ではにぎやかな感じになります。夜道では足元がとても分かりやすくなった感じです。