「男はつらいよ」シネマコンサートに山田洋次、倍賞千恵子、前田吟、吉岡秀隆がコメント
6月29日に東京・東京国際フォーラムで開催される「『男はつらいよ お帰り 寅さん』シネマ・コンサート~特別公演~」のトークショーに参加予定である監督・山田洋次、キャストの倍賞千恵子、前田吟、吉岡秀隆がコメントを寄せた。 【画像】「男はつらいよ お帰り 寅さん」シネマ・コンサートに参加する山田洋次 寅さんこと車寅次郎を主人公に据えた映画「男はつらいよ」シリーズ22年越しの新作として2019年に公開された「男はつらいよ お帰り 寅さん」は、寅次郎の甥・満男と、満男がかつて思いを寄せたイズミのその後を描く物語。今回、シリーズ開始から55周年を記念して同イベントが開催されることになり、イベントでは大スクリーンでの映画上映とオーケストラによる生演奏を楽しむことができる。 山田は「当日、古い仲間の倍賞千恵子さん、前田吟ちゃん、吉岡秀隆くんたちと一緒に観ることが楽しみでなりません。ファンの皆さんが会場に来てくださり、ぼくたちと一緒に素敵な音楽と映画の時間を過ごして頂けたら、とても嬉しいです」と、倍賞は「今まで177本の映画に出演して来ましたがそのうち50本が同じ役名、さくらさん、本当に幸福でした。皆さんと一緒に楽しみたいと思います」とコメント。そして前田は「僕にとってもシネマコンサートは初めての経験になります。トークショーで『寅さんファミリー』と会えるのも嬉しいです」と、吉岡は「諏訪家の1人として参加し、皆さんと一緒に寅さんの帰りを待てることを嬉しく思います」とつづった。なお、トークショーには音楽を担当した山本純ノ介も参加する。 チケットは現在各プレイガイドにて販売中。詳細はイベントの公式サイトで確認してほしい。 ■ 「男はつらいよ お帰り 寅さん」シネマ・コンサート~特別公演~ 2024年6月29日(土)東京都 東京国際フォーラム ホールA 開場 15:00 / 開演 16:00 料金:S席 税込1万1000円 / A席 税込8800円 <第1部>トークショー 登壇ゲスト(予定):山田洋次、倍賞千恵子、前田吟、吉岡秀隆、山本純ノ介 <第2部>「男はつらいよ お帰り 寅さん」シネマコンサート 指揮:岩村力 演奏:東京フィルハーモニー交響楽団 ■ 山田洋次 コメント 「男はつらいよ」の第1作が劇場公開されて55年という節目の年に、 50作目、「男はつらいよ お帰り 寅さん」の「シネマコンサート」上映が行われます。 大ホールの大きなスクリーンで、ご存じ“寅さんのテーマ曲”をはじめたくさんの名曲が映画に合わせてフルオーケストラで生演奏されます。 当日、古い仲間の倍賞千恵子さん、前田吟ちゃん、吉岡秀隆くんたちと一緒に観ることが楽しみでなりません。 ファンの皆さんが会場に来てくださり、ぼくたちと一緒に素敵な音楽と映画の時間を過ごして頂けたら、とても嬉しいです。 お待ちしております。 ■ 倍賞千恵子 コメント 「お帰り 寅さん」50作目撮影初日、緊張しながらスタジオ入り、リハーサルを何度か繰り返し暫らくして「今日は撮影中止します」との事、ハテ? そして、一週間後スタジオ入り、セットを見てビックリ、茶の間の畳の上にジュータンが、そしてソファが置かれ上がり框の両脇には手すりが、その上がり框もチョット低めになっていました。 おいちゃん、おばちゃんが、前田吟さんと私の役回りになったという事でセットを換えて下さったんです。 吟さんと眼鏡どうする? 白髪はどの程度入れる? 山田さんからは動きが早い、セリフが若すぎると何度もNGを出され・・・・・。 そんな風に撮影された「お帰り 寅さん」が、オーケストラの皆さんの生演奏と共に大きなスクリーンで見られます。 私は今まで177本の映画に出演して来ましたがそのうち50本が同じ役名、さくらさん、本当に幸福でした。 皆さんと一緒に楽しみたいと思います。 ■ 前田吟 コメント 「お帰り 寅さん」は前作から22年ぶりの撮影でした。どんな気持ちになるだろう?ブランクを感じるのかな?とセットに入ると、僕はすぐに「博」になっていました。そのことがとても自然で「こころのふるさと」という感じがして、すごく嬉しかったのを憶えています。 「男はつらいよ」でのシネマコンサートは、今回が初めての試みになるとのこと。僕にとってもシネマコンサートは初めての経験になります。トークショーで「寅さんファミリー」と会えるのも嬉しいです。 直純さん、純ノ介さんの作った音楽を生演奏で聴きながら、皆さんと一緒に映画を観ることになります。初めての経験を楽しみにしています。 期待しています。 ■ 吉岡秀隆 コメント とても楽しみにしております。 馴染み深い寅さんの音楽をフルオーケストラで体感できること、 そして諏訪家の1人として参加し、皆さんと一緒に寅さんの帰りを待てることを嬉しく思います。 (c)2019松竹株式会社