JR東日本、鉄道カスハラに「対応しない」 「早くしろクズ!」暴言、改札突破で“土下座”要求…悪質な実態 見かけた時は?
■専門家に聞く…冷静になってもらうには
藤井キャスター 「こうした行為を、どうなくしたらいいでしょうか? 鉄道カスハラをしなければいいのですが、どう対処していけばいいのでしょうか?」 小栗委員長 「鉄道カスハラなどに詳しい関西大学の池内裕美教授によると、鉄道のカスハラは事故などの遅延から来るケースが多く、予定が狂ってしまうといった焦りから、気持ちのはけ口を駅員さんに求めてしまうことがあるといいます」 「こうした場合、静かなところや鏡のある部屋に連れて行き、自分の表情を見せるといった方法で冷静になってもらうのが効果的だといいます」
■見かけた場合、止めに入ってもOK?
藤井キャスター 「カスハラを見かけたら、止めに行っていいものなのでしょうか?」 小栗委員長 「池内教授によると、第三者である他の人が介入することでクールダウンできるケースもあるといいます。ただ第一は別の駅員さんを呼ぶ、それが無理なら警察を呼ぶ、というのが基本だということです」 藤井キャスター 「日本の交通網は時間通りにしっかり来てくれますので、いつもと違うことに対して腹を立てることもあると思いますが、いつもと違うことがあると思って早めの行動をとることによって、鉄道カスハラも少しは減るのではないかと思います」 (4月30日『news zero』より)