【高病原性鳥インフルエンザ】殺処分完了 引き続き野鳥に近づきすぎないよう県が注意呼びかけ
TVIテレビ岩手
年始から岩手県内で相次いで確認された高病原性鳥インフルエンザの対策本部会議が7日開かれました。殺処分は全て終わったものの、県民にも野鳥に近づきすぎないよう呼び掛けています。 7日の会議では2日に盛岡、5日に軽米町の養鶏場でそれぞれ確認された高病原性鳥インフルエンザについて、卵を産ませるための鳥およそ12万羽、食用の鳥およそ4万8000羽のあわせておよそ16万8000羽の殺処分が全て終わったことが報告されました。 元日から7日午前9時までに県職員や土木事業者、警備会社などのべ3160人が、24時間体制で殺処分やまん延防止の作業に携わったということです。 達増知事 「死亡した野鳥など野生生物は素手で触らないようお願いします。野鳥への餌付けは、餌付け場所に鳥が密集することで鳥インフルエンザウイルスなどの拡大を招く恐れがありますので、自粛するようお願いします。また鳥インフルエンザウイルスが靴等に付着し、他の地域に拡散する恐れがありますので、野鳥に近づきすぎないようお願いします」 今後、盛岡と軽米町、それぞれの養鶏場を中心とした地域の搬出制限や移動制限を徐々に解除して、早ければ2月上旬に全ての防疫体制が解かれるということです。