元阪神・マートンさんが輪島に来た! 野球教室「力になれれば」
元プロ野球阪神のマット・マートンさんが28日、能登半島地震で甚大な被害を受けた輪島市の門前野球場で野球教室を開き、地元の学童野球チーム「輪島フェニックス」の27人と交流した。 球児は守備位置ごとに分かれてノックを受け、技を磨いた。打撃練習ではマートンさんが投手を務め、「下半身を使って」「頭を動かさないように」などとアドバイスした。米谷太杏(だいあん)さん(6年)は「教わったことを練習でも意識して、うまくなりたい」と意欲を語った。 マートンさんは「少しでも被災地の力になれれば」と来日した目的を説明し、「野球はつらいことを忘れさせてくれるすばらしいスポーツ。ずっと続けてほしい」と球児にエールを送った。