官公庁や多くの企業で仕事始め 北海道知事「一歩を踏み出す年」札幌市長「発展し続ける街に」
HTB北海道ニュース
最大9連休という人も多かった年末年始。官公庁や多くの企業では、6日が2025年の仕事始めとなっています。 出勤する人) 「休みすぎて仕事に行きたくなかったです」 「英気を養うことができた」 最大9連休の長い休みが終わった朝。仕事に向かう人の気持ちはさまざまです。抱負や願いもまた、人それぞれ。 出勤する人) 「健康に気を付けて仕事を始めたい」 「子どもが小さいので、子育てを頑張ろうかなと思います」 「特に何事もなく穏やかに過ごせたら。末吉だったので、そこだけ心配」 札幌市の秋元市長は、今年も一文字の漢字に決意を込めました。選んだのは、「続」。 札幌市 秋元克広市長) 「今年は巳年でありますので、蛇のように長くしなやかに、札幌の街がいつまでも誰もが暮らし続けられるような、持続可能な街づくり。発展し続ける街にしていく」 新たな産業集積を目指すほか、人口減少などの課題にも取り組むと抱負を述べました。 道庁も仕事始め。鈴木知事が職員に向けて年頭のあいさつをしました。 北海道・鈴木知事) 「北海道は、食の問題、エネルギーの問題、デジタルAIをはじめとした次世代半導体、こういったところで我が国の維持にとって欠くことのできない役割をすでに担っている。今年、それが前に進む、一歩を踏み出す年になる」 札幌証券取引所では活発な取引を願い、恒例の大発会が開かれました。取引開始を告げる鐘を鳴らしたのは、長野オリンピックの金メダリストで、去年、全日本スキー連盟会長に就任した原田雅彦さんです。 全日本スキー連盟会長・原田雅彦さん) Q金メダリストが金の鐘を鳴らした感想を「そんなうまいことを…。スキーに限らず、たくさんのスポーツとタッグを組んで北海道を元気にしていきたいと思っています」 札証では去年、取引額が6年ぶりに1000億円台に到達。このまま景気が上向き、私たちの生活も楽になる、よい年でありますように。
HTB北海道ニュース