彬子さま、佐賀県を訪問 「ボッチャ」を体験 佐賀国スポと地方事情視察
故寛仁親王の長女彬子(あきこ)さまが10、11日、佐賀国スポと地方事情視察のために佐賀県を訪問された。 10日は佐賀市でラグビー競技を観戦後、佐賀市歴史民俗館旧福田家(同市松原)で佐賀の伝統工芸「佐賀錦」の手織りを体験。11日は小城市でハンドボールを観戦後、佐賀整肢学園(佐賀市金立町、中尾清一郎理事長)の「こども発達医療センター」でスポーツ療育状況を視察した。 同センターを利用する10~20代の利用者と、白い目標球を狙ってボールを転がしたり投げたりして近さを競う「ボッチャ」を行い、ファインプレーが出ると、笑顔で拍手を送った。 ボッチャについて説明した和田晃房副院長によると「子どもたちはどのくらい練習しているのですか」などと質問したという。 ボッチャを始めて10カ月ほどの金藤一芭(いちは)さん(16)は「よろしくお願いします、と優しく声をかけていただいた。一緒にボッチャをできて楽しかった」と話した。(川﨑久美子)
川﨑久美子