中国の国産旅客機「C919」、受注数が1200機を突破 珠海航空ショーで60機追加、生産能力の増強急ぐ
C929は客室内の通路が2本の「ワイドボディ」機で、標準仕様の座席数は280席。最大1万2000キロメートルの航続距離を生かし、国際線の旅客輸送ニーズに応えることを目指す。 中国商用飛機の予想によれば、中国の航空旅客輸送量は今後20年間、年平均5.3%のペースで増加する。それとともに中国の航空会社の保有機材数も増加を続け、2043年には1万機を超える。 仮に予想通りに推移すれば、中国は(アメリカやヨーロッパを抜いて)世界最大の航空輸送市場になる可能性があり、国産旅客機のビジネスチャンスは非常に大きい。
(財新記者:鄒暁桐) ※原文の配信は11月12日
財新 Biz&Tech