CM減少でピークアウトがささやかれる「本田翼」、コスメプロデュース業順調で得意分野へシフトか
■YouTube更新も滞り中 これまで俳優として数多くの作品に出演してきた本田。しかし、22年10月期のTBS系ドラマ「君の花になる」でゴールデンプライム帯連ドラ初主演を務めると、ネット上で本田の演技力が賛否を呼び、旧ツイッターでは「本田翼の演技」や「演技下手」がトレンド入りする事態となった。 また、21年に「CM起用社数ランキング」(ニホンモニター調べ)で年間1位になるなど、“CM女王”として知られてきた本田だが、今年7月に発表された「2024上半期タレントCM起用社数ランキング」ではランキング圏外に。今春には、本田が長年出演していた「ZOZOTOWN」のCMキャラクターも吉岡里帆にバトンタッチされた。前出の編集者が語る。 「本田さん自身、タレント業に関しては限界を感じているのかもしれません。とはいえ、モデルとしては依然高い評価を得ていますし、男女問わずファンも多い。コスメブランドのプロデュース業も順調ですし、今後はより興味のある得意分野に活動をシフトしていくのではないでしょうか」 30代となり変化の時ともいえる本田だが、芸能ジャーナリストの平田昇二氏は次のように話す。 「本田さんといえば、18年の秋には公式YouTubeチャンネル『ほんだのばいく』を開設し、ゲーム実況などが人気を集めて“芸能人ユーチューバー”としても大きな存在感を放ちました。もっとも、近年はYouTubeチャンネルの更新も滞り中ですし、以前に比べると俳優業についてもセーブ気味の印象です。こうした変化の背景として、今春に立ち上げた自身のブランド『By ttt.』の存在が取り沙汰されたとしても不思議ではないですよね。本田さんはもともと“美容オタク”としても知られていますし、同ブランドの商品は本田さん本人が企画から開発まで完全プロデュースしているという話ですから、かなり情熱を持って取り組んでいるのではないでしょうか」 俳優業を始めて今年で14年目だという本田。好奇心旺盛な彼女が、どう進化していくのか楽しみだ。 (小林保子)
小林保子