40代が「切りっぱなしボブ」で肝心なのは前髪と毛先。今すぐ意識したい3つのルール
髪の裾を直線的にカットした切りっぱなしボブは、まさにおしゃれ系ヘアの王道デザイン。潔いシルエットが凛としたクールな雰囲気を高めてくれます。大人世代には一見ハードルが高そうなデザインですが、3つのポイントを押さえれば40代、50代にも素敵にきまります。そこで今回は、大人世代のための“切りっぱなしボブ”について、似合わせのコツを紹介します。 【写真をみる】センスがいいねといわれる切りっぱなしボブはこれ!
\似合わせポイント1/透けバングを合わせてスクエアのボブに抜け感をプラスする
ストレートタッチのスクエアなボブは、額を全部覆ってしまうと重く見えやすいのが特徴です。前髪なしにするのもひとつの手ですが、額を出すと地味に見えやすい人は、透け感バングを合わせてみましょう。 透け感バングは前髪の厚みをカットで削って、細い毛束が落ちるように作ったり、前髪の表面を左右のフェイスラインになじませ、内側にある髪だけ束っぽくスタイリングして作ります。見た目に抜け感が出て目元の華やかさが増します。また、スタイリングオイルなどで毛束を強調すると、全体の印象がぼやけず今っぽく仕上がります。
Side&Back
毛量をカットの段階である程度抑えてあるため、全体のシルエットがすっきり見えるのがポイントです。
\似合わせポイント2/キチンと感や上品な印象が好みなら内巻きスタイルがおすすめ
好感度の高いきれいめボブが好みなら、毛先だけブローやアイロンで内巻きにスタイリングしましょう。頬とサイドの毛束の間に空間をつくるイメージで、大きく1カールさせるのがポイントです。厚みが気になる場合は、サイドの内側だけ耳にかけると、シルエットが広がらずにすっきりとしたラインを演出できます。
Side&Back
毛先を内巻きにブローした後、サイドの内側だけ耳に掛けてから表面の毛束を垂らします。 余計な厚みが取れて、バランスのいいシルエットに。
\似合わせポイント3/エイジング毛のうねりはストレートアイロンでリセット
ボブにするとモワッと広がって見えたり、うねりが目立つ人は、ストレートアイロンを通して面を整えましょう。熱でプレスすると、年齢と共に失いやすいツヤ感も出て髪の印象が若返ります。このとき毛先側だけ外はねにするとトレンド感もアップ。また、首がすっきり長く見えたり、輪郭の印象がシャープに見えます。 アイロンによる外はねヘアはくびれ感がきれいに出ます。毛先をまとめつつ、引き締め効果も高まって横顔も首の長い印象に。 最後にもうひとつ! 裾を揃えたボブは、スタイリングしたシルエットが無駄に広がらないよう、ヘアオイルやバームをなじませましょう。束感も出ることで、平面的なボブにも立体感が加わり、こなれた雰囲気を演出できます。ぜひ真似してみてくださいね。 撮影/古谷利幸 取材・文/小澤佐知子 構成/國見香 前回記事「【40代・50代のまとめ髪】シンプルにひとつに束ねるだけ。大人世代が魅力的に見えるひとつ結びとタイトなスタイル6選」>>
小澤 佐知子