北朝鮮戦も要注意!? 日本代表が受けた史上最悪のラフプレー(2)いきなり肘打ち…。日本の宝が出血
日本代表は今月、FIFAワールドカップ26アジア2次予選で北朝鮮代表との2連戦を控えている。ラフプレーに対する不安の声も挙がっているが、過去にはどれほど危険なものがあったのだろうか。ここでは、日本代表選手を襲った最悪のラフプレーを5つ紹介する。
日本代表対韓国代表 開催日:2021年3月25日(国際親善試合) 試合結果:3-0(日本勝利) ラフプレー概要:冨安健洋への肘打ち 新型コロナウイルスが猛威を振るう中で行われた2021年3月の日韓戦。試合自体は決して荒れたわけではなかったが、事件は起きてしまった。 日本代表の2点リードで迎えた68分、南野拓実がファウルし、主審が笛を吹いたとほぼ同時に、ボールとは関係のないところで冨安健洋がピッチに倒れた。この時、冨安の前にいたイ・ドンジュンが何を思ったか左腕を振り上げ、背後にいた冨安の顔面に肘打ちを見舞ったのである。これを受けた日本代表DFはしばらく立ち上がることができず、口内から出血しただけでなく、歯を折ってしまった。 先述した通り、ボールとは関係のないところで起きたラフプレーであり、またこの時は親善試合でVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が導入されていなかったため、イ・ドンジュンはお咎めなしに終わった。もしOFR(オン・フィールド・レビュー)でこの行為が確認されていれば、韓国代表FWは退場を命じられていただろう。 この試合後、日本国内のみならず、韓国のメディアも「恥ずべき行為」としてイ・ドンジュンに批判の声を浴びせていた。しかし、被害者である冨安は自身のSNSで「相手選手からの肘打ちの件ですが試合中には起こり得ることで、彼が故意的にやった事ではないと信じています。もうすでに謝罪のメッセージも受け取っていますし、大きな問題にならない事を願っています!」と大人の対応を見せた。
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