【闘病】血小板が正常値の5%以下…「特発性血小板減少性紫斑病」で気づいた健康な体の尊さ
編集部まとめ
31歳で「特発性血小板減少性紫斑病」になるまで、病気とは無縁だったグッチさん。闘病を通して、「人それぞれどんな病気やけがを負うかわかりません。そんな時は一人で抱えこまず、周りの人に甘えてください。病気を治す1番の処方は人の支えだと思いました」と話されていました。「特発性血小板減少性紫斑病」は小さな子どもでもなる病気です。グッチさんの話を聞いて、保護者はもちろん、子どもに関わる人たちも「特発性血小板減少性紫斑病」についての知識を深めることが大切だと感じました。
【体験者プロフィール】
グッチ(仮称) 1987年生まれ。岐阜県各務原市在住。妻、小学1年生の娘、年少の息子、0歳の娘との5人家族。2019年2月、航空自衛隊のヘリコプター整備士として在籍していた時の定期健診で血液検査の数値に異常があると言われ、検査をした結果、特発性血小板減少性紫斑病と診断される。ステロイド治療や脾臓摘出を経て、血小板は安定している。現在はヘリコプター整備士の経験を活かし、ヘリコプター運営に携わる仕事に従事。
【この記事の監修医師】
今村 英利 医師(いずみホームケアクリニック) ※先生は記事を監修した医師であり、闘病者の担当医ではありません。 2009年新疆医科大学を卒業し、中国医師免許を取得。2019年に日本医師免許を取得。神戸大学大学院(腫瘍・血液内科学講座)にて血液悪性腫瘍の研究に従事。医学博士号を取得。赤穂市民病院、亀田総合病院、新宿アイランド内科クリニック院長などを歴任後、2023年2月いずみホームケアクリニックに常勤として着任。現在は内科全般の疾患を幅広く診療している。
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