「嫌なんです…」1年前、令和ロマンは不満そうだった…“M-1優勝会見すら異例”高比良くるまが記者に「できたーっ!」2024年M-1が“神回”になるまで
「できたーっ!」昨年とは違うくるま
しかし、今大会は随所に山があった。何よりトップバッターの令和ロマンが会場を暖めたことで、後続の組は重圧もあっただろうが、とてもやりやすく見えた。そして、最終決戦にピークがやってきた。 くるまが充実感をにじませる。 「最終決戦の3組が終わった時点で優勝したぐらい嬉しかったんですよ。できたーっ! って。いいM-1だったなー! って。結果発表の間もセットとかずっと見ちゃって。もう、よかったなーって思ったんで。プラスアルファ、(優勝という)ご褒美をもらえたという感じでしたね」 その言葉を聞き、理解した。会見を適度な熱量で切り上げた理由を。今大会は本番を終えた時点で、「仕事」を全うしていたのだ。
(「Number Ex」中村計 = 文)
【関連記事】
- 【現場写真】「1年前と喜び方が全然違う…」令和ロマン1年前の優勝と比較写真&「こんな令和ロマン見たことある?」野球をするくるま、などすべて見る
- 【《バッテリィズ》編を読む】アンタッチャブル柴田が絶賛「こんなアホ、初めて見た」“高学歴化”トレンドのM-1だからこそバッテリィズが愛された「生きるのに意味なんかいらんねん」
- 【《新審査員》編を読む】「ワクワクするバカが現れたな」オードリー若林がバッテリィズに名コメント…M-1“松本人志不在が話題にならなかった”新審査員9人チーム「スキのない採点」
- 【1年前の令和ロマンインタビュー】「芸人を食わせてくれるのはM-1だけですよ」王者・令和ロマンが語る、なぜ“異例の再出場”宣言をしたか?
- 【写真】「伝説のビール売り子」おのののかが披露していたビキニ姿(全6枚)