自民党“裏金問題”　広島からも厳しい声

自民党の政治資金パーティを巡る“裏金問題”で関係議員ら39人に出された処分を受け、広島からも厳しい声が相次ぎました。 4日の党紀委員会で自民党の派閥の政治資金パーティー“裏金問題”を巡って、キックバックの再開について協議していた安倍派4人の幹部のうち塩谷氏と世耕氏の2人を「離党勧告」とするなど関係議員ら39人に処分が出されました。 岸田総理は処分の対象外となっています。 岸田文雄総理「私自身については最終的には国民の皆さん、そして党員の皆さんにご判断いただく立場にあると考えています」 この発言に地元は… 「（自分の処分のないのは）国民の反応をみて最終的にきめるのはそれはそうかなと思う」 今回の処分に地元では… 自民党県連　中本隆志会長代理「離党勧告は安倍派の5人の方にはすべきだったと思いますし、党員資格停止1年間ももっと長いスパンの党員資格停止にすべきであった」 立憲民主党県連　瀧本実幹事長「我々もそうですし有権者、国民の皆さまも納得できていないと思う。幕引きにはならない」 公明党県本部　栗原俊二代表「これから先は政治資金規正法の改正、この議論を加速させていかなければいけない」 また県民からも39人の処分については厳しい声があがっています。 女性「（処分は）軽いかなと思う。議員はやめららたらいいのかなと思う」 男性「漫才みたいなもんで全然なっていない。泥棒が政治をしているようなもんだから」