「大分味一ねぎ」台風10号による大雨被害 一部農家で約1トン廃棄に
台風10号による大雨で、大分県国東市の農家が生産している「大分味一ねぎ」のビニールハウスが冠水被害にあったことがわかりました。 【写真を見る】「大分味一ねぎ」台風10号による大雨被害 一部農家で約1トン廃棄に 国東市国東町に住む農家の川原慎也さんは9年前、農業をするため、福岡県大牟田市から移住し、現在、「大分味一ねぎ」を生産しています。 台風による大雨で、用水路の水があふれて管理するビニールハウス26棟全てが冠水しました。収穫の時期を迎えていましたが、半分ほどが倒れてしまい、出荷できなくなりました。 川原さん「ハウスの銀の幕の上まで水が浸かった感じです。ここまで雨が降ったことはないですね。ほとんど倒れてしまって半分以上は出荷できない状況になっています」 被害はおよそ1トンになる見込みですが、川原さんは次の生産に向けて早くも気持ちを切り換えています。 川原さん「収穫できるところは収穫して自然災害は仕方ないので潔く捨ててしまって切り換えてやっていくしかない」 国東市内では、ほかにも農業被害が出ていて、現在、市が被害状況の確認を進めています。
大分放送