大宮セブンが見せる芸人の生き様、映画「くすぶりの狂騒曲」予告編&新場面写真公開
大宮セブンを題材にした映画「くすぶりの狂騒曲」より、予告編と新たな場面写真10点が公開された。予告編では同作の中心となるタモンズがナレーションを担当。主題歌が河口恭吾書き下ろしの「悪い恋人」に決定したことも明らかになった。 【写真】大宮セブンライブの様子も完全再現、新場面写真。 「くすぶりの狂騒曲」は、タモンズ、囲碁将棋、マヂカルラブリー、GAG、すゑひろがりず、ジェラードンの6組からなる現存するユニット・大宮セブンが「島流し」と揶揄されながらも成功を夢見て奮闘するさまを描く青春群像劇。タモンズの大波を和田正人が、安部を駒木根隆介が演じ、辻凪子 土屋佑壱 永瀬未留、チュートリアル徳井、岡田義徳もキャストに名を連ねる。監督を立川晋輔、脚本をメトロンズの中村元樹が担当し、今年4月に「島ぜんぶでお~きな祭 第16回沖縄国際映画祭」特別招待作品としてプレミア上映された。 予告編に映し出されるのは、「お客様が1人も入ってません」「ウケてるとこ見たことないで」といった厳しい言葉が飛び交う大宮セブンの拠点・大宮ラクーンよしもと劇場。肩を落とすタモンズだが、初代劇場支配人・名越総一郎(徳井)は「焦るな。結果はあとからついてくる。あいつらはおもろいんやから」と彼らを温かく見守っている。囲碁将棋・根建からは「自分に嘘をつくな!」と叱咤され、タモンズファン・瑠々(永瀬)の「タモンズは、面白いです…!!」という叫びを聞き、大波と安部はどう変わっていくのか。 12月13日(金)に新宿バルト9、イオンシネマほかで全国ロードショーされる。 ■ 河口恭吾 コメント 映画の中で描かれる笑いに魅了されたがゆえの様々な葛藤や挫折は音楽を選んだ自分自身が経験してきた事と共通するものが多く、自然と感情を映画にそわせながら曲を書くことが出来ました。「ほれちまったら 仕方ないさ~出会わなければと吐き捨てても その手をどうしても離せない」という歌詞は見通しの悪い現実の中でも自分の選択を愛情と皮肉とユーモアで肯定しているように聞こえますし、簡単には割り切ることのできない人生への答えのようにも聞こえます。「くすぶりの狂騒曲」のおかげで音楽を始めた頃の気持ちを久しぶりに思い出すことが出来ました。そして、この曲が生まれたことで新たな気持ちで音楽と再び向き合うことが出来たような気がします。 (c)2024「くすぶりの狂騒曲」製作委員会