万博の海外パビリオン建設現場で作業員3メートル転落、腕の骨を折る重傷
2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会は1日、万博会場となる人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)の建設現場で同日午前10時ごろ、海外パビリオンの建設に従事していた作業員が約3メートルの高さから転落する事故が発生したと発表した。作業員は腕の骨を折る重傷を負った。同パビリオンの建設は現在、中止されており、施工業者が事故原因などの調査を行っている。 【写真】ガス爆発が起きた万博会場で建設中のトイレ。コンクリートの床などが破損した 協会はどの国のパビリオンで起きた事故かは明らかにしていない。今後、施工業者が調査結果を踏まえて再発防止策を検討する。協会が防止策を承認するまで工事は再開されない。