安芸漁協元副組合長を業務上横領の疑いで書類送検《漁礁設置事業に絡み179万円を着服》【高知】
高知さんさんテレビ
安芸漁業協同組合で副組合長を務めていた50代の男が179万円を着服したとして業務上横領の疑いで12月10日書類送検されました。 業務上横領の疑いで書類送検されたのは安芸漁協の元副組合長の50代の男です。 元副組合長は2018年から2023年にかけ安芸市から委託された漁礁設置事業で経費を差し引いた漁協の金179万円を着服し、私的に流用した疑いがもたれています。 元副組合長は2024年4月に開かれた漁協の臨時総会で組合員に対し着服を認め謝罪しました。 元副組合長: 「浮き漁礁の設置事業を釣り組でやっていたが、設置した後の余った金を僕が一人でもらっていた。ぼくも軽い気持ちでもらったが、よく考えたらだめなこと、今ちょっと反省している」 組合員: 「市民の国民の県民の税金が使われている。除名ということでどうですか、みなさん」 組合員による投票の結果元副組合長は除名処分にー。 また、委託事業費の余りを元副組合長に手渡していた事務職員も書類送検されました。 事務職員が作成したウラ帳簿によると、副組合長が着服した総額は10年で318万9534円に上ります。 事務職員: Q副組合長に流れる金は不正という認識があった? 「おかしいなと思いながらも、圧力というか、前からの慣例でもあり(副組合長に)言うことができなかった」 Q一切の現金は受け取っていない 「受け取っていない」 事務職員はこの不正を断ち切りたいと2024年1月、自首していました。安芸警察署は元副組合長の認否について「捜査に支障がある」として明らかにしていません。
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