懐かしさ感じる人形ずらり 魚津で高橋まゆみ展、ギャラリートークも
長野県飯山市にある「高橋まゆみ人形館」の所蔵作品の展覧会が31日、魚津市の新川文化ホールで始まった。創作人形作家の高橋まゆみさんが手がけた温かみのある17作品が並ぶ。11月24日まで。 魚津と飯山両市が観光交流、災害時相互応援協定を結ぶ縁で企画された。 「高橋まゆみ人形展-こころの原風景-」と題し、高橋さんが「忘れたくない大切なものを残していきたい」との思いを込めた人形作品を展示した。老夫婦が和やかな表情で朝の体操をしている姿や、子どもたちが列をつくり馬跳びして遊んでいる様子などをかたどり、懐かしさを思い起こさせる。 ギャラリートークもあり、来場者約60人が制作の背景に耳を傾けた。火曜休館。