高知さんさんテレビ

オール高知でJリーグのチーム誕生を後押しします。JFLの首位を独走する高知ユナイテッドを「応援する会」が設立されました。 7月29日高知市で行われた設立総会には県や自治体、地元企業など24団体が参加。J3に昇格するために一試合あたりの観客の目標数やチケットの販売戦略などを話し合いました。 桑名市長： 「我々ができることがあと6試合で20070人。これを動員をすることが我々の大きな大きな戦いだと思っております」 ここまで絶好調の高知ユナイテッドは2位と勝ち点10点差で首位を独走中。直近5試合で4勝1引き分け。 大躍進を続ける一方、実はJFL優勝を果たしてもJリーグに昇格できない可能性もあります。というのもJリーグ昇格にはご覧の3つの条件があります。 ▼ホームゲーム　年間3万人動員 ▼年間入場料収入　1000万円到達 ▼JFLのリーグ戦最終順位　2位以内 この中で特に大きな課題となっているのはホームゲームで年間3万人を動員することです。高知ユナイテッドのこれまでの集客は1試合で平均約1100人です。残り6試合で約2万人、1試合平均3345人。これまでの3倍を集客しなければなりません。 そこで29日の会では、8月31日に春野陸上競技場で行われるホーム公式戦でイベントを行うことも報告されました。 先着5000人に限定Tシャツを配布したり、先着500人にはアルコールやソフトドリンクの飲み放題チケットを販売する予定です。試合終了後には花火も打ち上げられ子供から大人まで楽しむことができます。 高知ユナイテッドの山本志穂美社長は熱い思いを語りました。 高知ユナイテッド・山本志穂美社長： 「私は最初から11月にこのチームを受けると決めてから、彼らと共にこの選手たちと共に、絶対あの大橋通りの事務所に祝J3昇格って絶対掲げるって、選手たちと一緒にあの事務所を大掃除しました。このままもっとたくさんの皆さんに応援していただいて、もっともっと勝ち点を重ねて、しっかりJリーグに上がりたいと思ってます」 悲願のJリーグ昇格へ。高知県が一つとなって夢の実現を目指します。 8月31日の入場チケットは7月30日から高知市本町にある高知ユナイテッドの事務所で販売が始まっています。試合当日は高知駅と競馬場からシャトルバスも運行されます。多くの人に訪れて欲しいですね。