食べ終えた食器を放置、洗濯物はぐちゃぐちゃ…「なかなか行動しない人」についイラついてしまうワケ
畳まれないままの洗濯物が耐えられない
なかでも意外と“一番の違い”を感じたというのが、洗濯物についての対立だったという。 「以前、私がせっかく畳んでおいた洗濯物を、『俺の畳み方と違う』と後から畳み直していることが発覚したんです。それからは『だったら自分の分は自分で畳んで』と伝え、各自自分の服だけを畳むようにして一件落着。 ……と思いきや、今度は私の反応閾値の低さから限界が来まして(苦笑)。彼が洗濯物を畳むのを後回しにして部屋に散乱させているのが気になってしょうがなくて、けっきょくは私が彼氏流の畳み方のレクチャーを受けて、今は私が2人分畳むということになっています」
反応閾値の差をだんだん埋められるように
なるほど。洗濯、料理、掃除などの物事によってもそれぞれ反応閾値は違うのか。相手との反応閾値の差から、我慢の限界に達したり喧嘩になったりすることはやはり多いのだろうか。 「同棲してすぐの頃はけっこう喧嘩していましたね。生活費はすべて折半しているのに、家事全般に対して比較的に私のほうが反応閾値は低いようで、ほとんどの家事を私がすることになっていて、それに怒りを感じていました。けれど同棲1年が過ぎた頃から、互いに注意されないようにと先回りした行動や、ある程度の許容ができるようになってきました。 公務員の彼は夜勤もあるので、互いの勤務時間が違って一度も顔を合わせない日もあるんです。休日もカレンダー通りではないので休みの日が合うのも月に1回程度。だから同棲と言ってもずっと一緒にいるわけではないので、その間に溜まっていたストレスも薄らいでいくというか、冷静になる時間があり、いまでは不満なく生活できていますね」 記事後編「キレやすいおじさんに共通する特徴があった…! 相手を『許せない』のはなぜか」では同じく恋人と同棲生活を送るBさんのケースを紹介する。
A4studio(編集プロダクション)