【移籍情報】広島、磐田から今季得点ランク3位タイのFWジャーメイン良を完全移籍で獲得「ここから数年が自分の全盛期」 | Jリーグ
【国内サッカー 最新ニュース&移籍情報】サンフレッチェ広島は12月25日、ジュビロ磐田からFWジャーメイン良を完全移籍で獲得したことをクラブ公式サイト上で発表した。 ジャーメインが2025シーズンから広島でプレーすることになった。 広島のクラブ公式サイトは「このたび、ジュビロ磐田所属のジャーメイン良選手が、来シーズンより、サンフレッチェ広島に完全移籍で加入することが決定いたしましたので、お知らせします」と発表。同サイトには、次のようにジャーメインのコメントが掲載されている。 「はじめまして、ジュビロ磐田から加入しますジャーメイン良です。素晴らしい歴史があり、さらに今のJリーグを代表するビッグクラブの1つである、このクラブの一員になれることを光栄に思います」 「心技体、ここから数年が自分の全盛期だと思っています。その全てを広島のリーグ優勝、タイトル獲得のために捧げる気持ちで来ました。皆さんに愛されるような選手になれるよう全力でプレーします。優勝しましょう! よろしくお願いします!」 また、磐田のクラブ公式サイトは、ジャーメインの惜別のコメントを掲載。ジャーメインは「この度、サンフレッチェ広島に移籍することになりました。J2から這い上がった今シーズン、ジュビロをもう一度J1で安定して戦えるチームにするために自分の100%の力を振り絞ってプレーしましたが、力及ばす降格してしまったことに大きな責任を感じています」と、磐田のJ2降格に無念さをにじませた。 1995年4月19日生まれのジャーメインは、現在29歳。神奈川県厚木市出身で、流通経済大学付属柏高等学校、流通経済大学を経て、2017シーズンにベガルタ仙台へ加入した。2021シーズンを地元・神奈川県のクラブである横浜FCで過ごした後、2022シーズンには磐田へ完全移籍。加入初年度は明治安田生命J1リーグ(現・明治安田J1リーグ)で29試合に出場して3ゴール。思うように結果を残せず、チームもJ2降格の憂き目に遭った。2023シーズンは明治安田生命J2リーグ(現・明治安田J2リーグ)で31試合に出場して9ゴール3アシスト。1シーズン9ゴールは自身キャリアハイの成績で、チームトップスコアラーとしてJ1昇格に大きく貢献した。 そして2024シーズン、ジャーメインはJ1の舞台で“覚醒”。32試合に出場して19ゴールを叩き出し、得点ランキング3位タイに輝いた。しかし、チームは1年でJ2降格。個人では素晴らしい成績を収めたものの、チームとしては悔しい結果となった。