沖縄・玉城知事、8日から訪米 相次ぐ米兵性的暴行事件に抗議
沖縄県の玉城デニー知事は8日から米国を訪問する。米政府関係者と面会、相次いで明らかになった在沖縄米兵による性的暴行事件に抗議し、再発防止を直接申し入れる方針。国連幹部、連邦議会議員との面会や大学での講演を通じて、米軍基地問題の現状を国際社会に訴えたい考えだ。 玉城氏の訪米は昨年3月以来で、就任後4回目。日米両政府が米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設を進める中、県幹部は「重い基地負担が続き、基地から派生するさまざまな問題に沖縄が直面していることを国際世論に発信したい」と話した。