『学マス』デビューライブツアー“初心公演”(広島)リポート。莉波の新曲『歌声は君いろ』も初披露。アレンジと個性の光る、“初心メンバー”ならではのライブに
2024年9月23日(月)、広島県・広島クラブクアトロにて『学園アイドルマスター』(以下、『学マス』)のライブツアー“学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初心公演-”が開催。 【記事の画像(78枚)を見る】 花岩香奈さん(葛城リーリヤ役)、伊藤舞音さん(倉本千奈役)、薄井友里さん(姫崎莉波役)にとっては『学マス』における2度目のライブ。名古屋公演からどんなパフォーマンスの変化がみられるのかにも注目したいライブとなっている。 出演者(敬称略): 花岩香奈(葛城リーリヤ役)伊藤舞音(倉本千奈役)薄井友里(姫崎莉波役) より安定したパフォーマンスで、いままで以上に楽曲の魅力を引き出すようなステージが見られた昼公演 まずは十王邦夫学園長(声:大塚明夫さん)と根尾亜沙里先生(声:古賀葵さん)による諸注意と挨拶から。Kijibatoさん制作のオーバーチュア『DEBUT LIVE 初 TOUR -序曲-』とともに花岩さん、薄井さん、伊藤さんが登壇し、広島・昼公演の幕が上がる。 最初の曲は、もちろん『初』。セリフ調のパートが多いこともあり、それぞれが担当されているアイドルの持つ個性を引き出すような歌いかたで会場を賑わせる。 そして続くは『Campus Mode!!』。“Campus Modeで駆け抜けるぞ!”の歌詞に呼応するように、プロデューサーたちの「いえーい!」の声が響き渡る。名古屋公演の際は少しだけあった慌ただしさのようなものは微塵も感じられず、パフォーマンスにも余裕が生まれているようだ。歌いかたもアイドルたちの持つかわいさや可憐さが強調され、“初声公演”との違いをより感じられるようなステージに。 その後のMCでは、本公演でメインMCを務める伊藤さんが「がんばりまーす!」と思いを表明。会場もそれに大声で応えるという、ライブへの期待を感じさせる場面が展開されていた。 そして話題は移り、「ライブの前日はよく眠れた?」というお話に。それに対し伊藤さんは“なにかしらの小細工をして”快眠だったとのこと。その詳細は後ほど明かされるようだ。 MC明けのソロ曲パートは花岩さんによる『白線』から。手を大きく動かす、サビの最後でジャンプするなど、大きい振り付けが多い曲ながらも、歌唱が非常に安定しており、名古屋公演からのパワーアップを感じさせる。パフォーマンスもより進化しており、白いペンライトが踊る中に響き渡る、落ちサビラストの“白線を書く”は、会場中が一体となったように感じられた。 花岩さんを称える拍手ののち、壮大なイントロともに始まったのは千奈の『Wonder Scale』。名古屋公演で、「毎回違った『Wonder Scale』を届けたい」と言っていたとおり、今回は千奈の可憐さと無邪気さが詰まったような、また違ったよさを感じられるステージに。伊藤さんの笑顔も必見のステージだった。 続く『clumsy trick』は、薄井さんの表情が印象的。大人っぽい魅力の笑みあったかと思えば、“好き放題”な弾ける笑顔が顔を見せ、つぎの瞬間には恋に悩む乙女のアンニュイな表情に変わる。難しい曲を乗りこなすかのようなパフォーマンスは圧巻で、プロデューサーたちのコールにもいままで以上の熱が灯っていた。 MCでは、広島の話に。ライブ前日、薄井さんが伊藤さんに「いまなにしてる?」と連絡を取ってみると、船に乗っていたそう。なんと、伊藤さんは10時半の新幹線で広島に来て、厳島神社で成功を祈願(しつつ揚げもみじ饅頭をふたつ食べたり)してきたとのこと。つまり秘策は“疲れて寝る”ということだったと明かしてくれた。あらためてホテルで合流した際、くたくたの伊藤さんを見て花岩さんは思わず心配してしまうぐらいだったとのこと。その後はぐっすりと眠れて、作戦はバッチリ成功だったようだ。 そんな賑やかなMCから続くのはソロ曲パート。口火を切るのは利波の『L.U.V.』、恋する乙女の心をおしゃれで不規則なリズムに乗せて歌い上げるような一曲だ。薄井さんはまたも感情の表現が素晴らしく、なかでも落ちサビの最後、絞り出すような“好き”に込められた感情は、プロデューサー陣を軒並みオトしてしまうような“よさ”があった。そして相変わらず、最後のセリフパートの破壊力もすさまじい。 続いては、賑やかなイントロとともにステージの端から伊藤さんが走り寄り、『日々、発見的ステップ!』が始まる。笑顔でステージを盛り上げる伊藤さんに対し、会場中から大きなクラップが響き渡る、元気いっぱいなステージに。「ドヤッ」という感じの自慢げ表情、ステージに向ける柔らかな笑みなど、見どころたっぷりな演出に会場のボルテージも上がる。 曲が終わり、退場する伊藤さんとハイタッチしながら花岩さんがステージへと上がる。流れる曲は『Wake up!!』。花岩さんの“こんなもんじゃない”が感じられるような、気合いたっぷりのステージに、会場のコールやクラップにも熱が入る。 曲のことを振り返るMCでは、伊藤さんが『日々、発見的ステップ!』について、“世界中をキラキラ”の振り付けが好きだと思っていたら、ゲーム内の振り付けも同じですごくうれしかった、のだという。すごく大事にしているので、アーカイブでもっとみてほしいとプロデューサー陣へのメッセージを送った。 そして恒例の衣装紹介パートでは「まわってー!」の声とともに、名古屋でもやっていた“ご当地ポーズクイズ”が出題。手で三角を作るようにして回っていたのを見て、会場からは建物の名称を中心にさまざまな回答が出ていたが……正解は“揚げたもみじ饅頭”。あいかわらずの難題だが、いつか当たる日がくるのだろうか。 そんなMCは、海の音とともに終わりを告げる。つぎの曲は最高の夏を目指す『キミとセミブルー』。“初心公演”メンバーは担当アイドルの個性を出すのがうまい、という認識だったが、それが爆発するのがこの一曲。セリフパートは賑やかに、歌詞の語尾は上げて、爽やかに夏を彩っていく。もはや9月末だが、会場内は7月真っただ中のような熱気が吹き荒れていたはずだ。 続く新曲パートは『Fragile Heart』。名古屋公演で公開された、穏やかな曲調ながらもリーリヤの強さが内包されたような1曲だ。パフォーマンスがよりよくなっていることはもちろんだが、なかでもサビは声の伸びが美しく、空からの陽光が降り注ぐようなステージライトの演出も相まって、なんだか神々しさすら感じてしまった。 『Fragile Heart』はいままでと違い、リーリヤのやさしさと儚さが詰まった1曲だと、その後のMCで花岩さんは語ってくれた。ステージからの景色についてもコメントしており、最後に手を振ったとき、プロデューサーから手を振り返されたことをうれしかったと笑った。 そして早くも、つぎが最後の1曲に。プロデューサーが声を揃えて「いまきたばっかり!」と叫び、それに対し伊藤さんが「嘘つきー!」と返す流れももはや恒例……と思いきや、今回は直後に花岩さん、薄井さんの声による謎のサイレンが響き渡る。全員で力をあわせた“いまきたばっかり警察”らしいやり取りで会場の笑いを誘った。 アンコール前最後の曲は、直前に“初心公演”バージョンが配信された『ミラクルナナウ(゜∀゜)!』。もとより元気な楽曲との相性がいい本公演メンバーでの歌唱ということもあり、会場の盛り上がりのすさまじいものに。ステージ上のパフォーマンスにあわせ、虹色のライトともに大きな声とクラップが響き渡る。曲が終わっても会場の興奮は冷めやらぬまま、早々にプロデューサーたちの「アンコール!」の叫びへと繋がっていった。 そんなプロデューサーたちの熱に応えるように、会場には雅なイントロが流れ出す。アンコール1曲目は『冠菊』。さきほどの楽し気な雰囲気とはまた違う、クールな振り付けで会場を魅了した。もちろん、個性の光るアレンジを織り交ぜながらの楽しいステージであったことは言うまでもない。 その後のMCでは、薄井さんが会場の元気がさらに上がっているように感じるとコメント。ライブは私たちだけで作りあげてくるものではなく、プロデューサーくん/ちゃんと作るものと言うと、会場からは歓声が上がった。 伊藤さんは、名古屋公演では寂しいと言っていたが、広島公演もまだまだ寂しいとのこと。これからの公演も、この“寂しさ”につきあってほしいと胸中を語っていた。最後の「MC、がんばったよ!」の声には会場中から大声で称賛の声があがる。 花岩さんからは、公演ごとに目標を掲げているというというエピソードが。今回はセンパイ(プロデューサー)たちと目をあわせることだったとのこと。MCのコメントやプロデューサーたちの反応からも、きっとその目標は見事に達成できたようだ。最後は言葉に詰まりつつも、続く夜公演への思いとともに締めくくった。 最後の曲は『初』。疲労を微塵も感じさせないような、個性際立つアレンジは名古屋公演よりもさらに強く、そしてパフォーマンスはより安定し、2公演目ながらも完全に“自分たちの曲”として昇華させたような印象だ。最後の曲ながらもまったく疲労の色はなく、むしろ最後まで笑顔で、昼公演のラストを彩った。 もちろん最後は、本日完璧なMCを披露してくれた伊藤さんによる「アイマスですよ! アイマス!」のコール。その後は会場全体、そして配信で見ているプロデューサーにも細かく挨拶を返していって笑顔で退場……かと思われたのだが、その前にやるはずの、ちゃんとした締めの挨拶をするのをつい忘れてしまうアクシデントが。名古屋公演で見せてくれた、ちょっとフワッとしたMCがまた見られたようで、なんだかちょっとうれしい気持ちに。 そんなハプニングがありつつ、3人は無事挨拶を済ませ退場。最後はプロデューサーと十王邦夫学園長、あさり先生による一本締めが行われ、広島の昼公演は終了となった。 “学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初心公演-”広島・昼公演セットリスト(敬称略) 01.初(花岩香奈、伊藤舞音、薄井友里)02.Campus mode!! (花岩香奈、伊藤舞音、薄井友里)03.白線(花岩香奈)04.Wonder Scale(伊藤舞音)05.clumsy trick(薄井友里)06.L.U.V(薄井友里)07.日々、発見的ステップ!(伊藤舞音)08.Wake up!!(花岩香奈)09.キミとセミブルー(花岩香奈、伊藤舞音、薄井友里)10.Fragile Heart(花岩香奈)11.ミラクルナナウ(゜∀゜)!(花岩香奈、伊藤舞音、薄井友里)EN1.冠菊(花岩香奈、伊藤舞音、薄井友里)EN2.初(花岩香奈、伊藤舞音、薄井友里) 莉波の新曲『歌声は君いろ』が初披露。最後まで“初心公演”メンバーらしい魅力たっぷりの夜公演 夜公演も、始まりは十王邦夫学園長とあさり先生の挨拶から。オーバーチュアが流れ、『初』、『Campus Mode!!』へと繋がるおなじみの流れだ。 ただ、もちろんのこと、ライブステージはひとつたりとも同じものはない。“初心公演”メンバーでのライブは最後ではない(※梅田公演が延期により12月1日開催予定)ものの、長いあいだ見られなくなる。そんな事情もあってか、プロデューサーたちの応援もより熱が入っているように思えた。 それは壇上の3人も同じようで、声量が伸び、アドリブも多さからも、“この場を全力で楽しむ”ような気合いを感じられるステージに。なかでもステージ上、観客席の熱がぶつかりあうような『Campus Mode!!』冒頭のコール&レスポンスは圧巻だった。 高い熱量を保ったままMCへ。プロデューサーたちへの呼びかけも、なんだかいつもより熱量が高いように思える。 いま歌った2曲に関して聞かれた際、伊藤さんは『Campus Mode!!』の“できるって叫ぼう! できるって笑おう! できるって走り出そう!”に対しての思いを語っていた。自分たち、アイドルたち、そしてプロデューサーにみんなへのメッセージが詰まっていて、それをこの場で歌えることに喜びを感じているのだという。 そんな素敵なMCがありつつソロ曲パートへ。『白線』をスタートラインに、『Wonder Scale』、『clumsy trick』へと続く。感情がたっぷり込められた『白線』は、最後の“愛しているよ!”の響きが。『Wonder Scale』は昼公演に見せた無邪気さがアップし、それでいて楽曲の壮大で優雅な魅力を引き出すような歌いかたが。それぞれの魅力を見せることで膨れ上がった会場のボルテージを、『clumsy trick』の魅惑的なパフォーマンスとコール&レスポンスでさらに盛り上げていく。 その後のMCでは、披露した楽曲について。伊藤さんいわく、『Wonder Scale』は、表現力がなにより必要で難しい曲なのだという。だからこそもっといろいろな見せかた、演出を考えているとのこと。これからのライブも楽しみになるような言葉だ。 そして話は広島のグルメ、もみじ饅頭について。伊藤さんは生もみじ饅頭と秋限定のかぼちゃ餡を、花岩さんは生もみじ饅頭を2個、薄井さんは抹茶と芋餡を食べたという各々の報告と、「おいしかった」というふわっとした感想が飛び交う。そして最後はなんとなく「いえ~~い」で締めるという、ここにきてふわふわ感全開なMCに。 そんなMCからソロ曲パートへ。『L.U.V.』から『日々、発見的ステップ!』、『Wake UP!!』へと3曲連続で披露。それぞれまた新しいアレンジを盛り込みつつの披露となっており、なかでも『L.U.V.』はお姉さんが垣間見せる“かわいさ”が爆発するような歌いかたで会場中の心をグッと掴んでいた。最後のセリフは間違いなく本ツアー中屈指のものに。 のちのMCでは、「ドキドキしました?」と薄井さんが笑いながら問いかける場面も。順に指を差していく振り付けを、実際にプロデューサー相手にできることがうれしかったと語っていた そして恒例の衣装見せ……というか、もはや“ご当地ポーズクイズ”のターンに。ななめ方向に両手を伸ばして楕円を作るようなポーズで1周し、会場中を「?」が覆いつくす。どうやら正解は“人間に吸われる生牡蠣”なのだという。もちろん正解者はゼロ。もうなんでもありじゃないだろうか。 そんな不思議クイズが終わると、スピーカーから波の音とカモメの鳴き声が響き、会場からは思わず「あつーい!」という声が。そう、夏楽曲である『キミとセミブルー』。ハイタッチをしたり、いくつかの歌詞をセリフっぽく歌ったり、会場を盛り上げながら賑やかな夏が展開される。曲が終わると、会場中から「サイコー!」の声が響いた。 そして気になる新曲パート。会場が緊張に包まれる中、ステージに立ったのは薄井さんだった。「きみのために歌います」のセリフとともに、莉波の新曲『歌声は君いろ』が披露された。 こちらはアップテンポだったいままでの2曲とは打って変わって、ゆっくりと歌い上げる、好きな人と寄り添っていくような1曲に。いままでがギャップで魅せる、不意打ち的なかわいさだとするならば、この曲はじんわりと染み入る、正統派なお姉さんらしいかわいさといったところだろうか。難しい楽曲のように聞こえるが、薄井さんはこともなげに歌い上げていた。 この曲は、莉波のやさしさの籠った曲なのだという。「きみのために歌います」のセリフ通り、プロデューサーくん/ちゃんを応援するような曲になっていると、薄井さんは披露後のMCにて語っていた。 そして、つぎが最後の曲というMCが。……ということは当然、会場あがるのは「いまきたばっかりー!」という声。そんなプロデューサーたちを“いまきたばっかり警察”である伊藤さんが「めーっ!」とかわいくたしなめ、改めて最後の曲へ。 アンコール前最後の曲は『がむしゃらに行こう!』。全員でノリノリになりながら歌う姿に感化され、会場の声や動きもより激しく。この公演の中、会場から声なく発された“楽しい!“がぎゅっと詰まったようなステージとなっていた。その楽しさに浮かされてか、退場後すぐにアンコールの声が鳴り響く。 そんなちょっと急ぎ足のアンコールに応え、帰ってきた3人が披露したのは『冠菊』。クールな曲調のなかに燃えるような感情を込めつつ、終わりが近づきどこか寂しさの漂う会場を沸かせる。 最後のMCでは、それぞれが本公演を振り返ってコメント。 薄井さんは、練習だけでは考え付かなかった表現がライブで生まれていって、それがすごく楽しいと、ライブに対しての思いを語った。また、人見知りで日常ではなかなか敬語が外せないのに、会場のプロデューサーたちにはついついため口で問いかけたくなってしまうとのこと。“年下お姉ちゃん”である莉波の気持ちに、ちょっと近づけたんじゃないかとうれしそうに語っていた。 伊藤さんは、昼公演と同じように「寂しい!」と正直に告白。12月の公演があるとはいえ、寂しいものは寂しいのだと。最後は涙を少し流しながら、それでも堪えて、これからバトンを受け取る“初恋公演”も、12月のライブも楽しみにしていてほしいと伝えた。 「ありがとうございました、センパイ」と破壊力満点の言葉で始めたのは花岩さん。駆け抜けるように終わってしまい寂しいとのこと。『冠菊』での“終わらないで”は、世界一気持ちの籠った“終わらないで”になっていたと笑った。最後の「これからもプロデュース、してくださるんですよね?」という問いかけには、会場中から大きな肯定の声があがった。 つぎが最後の曲だ、という言葉に対してあがった「えー!」の声には、「その気持ちはわたしたちも同じなので、(どっちの気持ちが強いか)勝負しましょう!」と薄井さんが返す。すばらしいMCにつられるように、会場のボルテージも上がる。 そして最後の曲である、『初』が流れ出す。少し泣きそうな雰囲気を感じる3人の雰囲気を感じてか、全力で後押しするように会場中から大きなコールの声が響く。最後までアドリブのきいた、楽曲とアイドルたちの魅力を引き出すような、“初心公演メンバー”らしい歌いかたで本公演最後の楽曲を締めくくった。 最後は「アイマスですよ! アイマス!」と、感謝の言葉で締めとなる。最後までステージのギリギリで手を振り、最後には笑顔で、「12月に会いましょう!」という言葉とともに退場。……と、その直前に伊藤さんがちょっと転ぶ。ふわっと感を残す、なんとも“らしい”最後となった。 3人が退場ののち、十王学園長とあさり先生、そしてプロデューサーたちによる一本締めで本公演は締め……と思いきやステージに、『学マス』アシスタントプロデューサーの佐藤大地氏が登壇。ゲーム内情報などの告知が行われた。 「ハロウィン曲を作っている」という発表に加え、“初心公演”開催決定を祝して紅葉の中で談笑する千奈、リーリヤ、莉波が描かれたオリジナルイラストを公開。イラストを使ったグッズ展開も予定されているという。 さらに“初恋公演”のスペシャルチケットの特典映像は “たこ焼きパーティー”なのだという。どういった映像が見られるのか、いまから楽しみでしかたがない。そんないくつものワクワクさせてくれる情報をくれた佐藤氏を見送るように惜しみない拍手が響き渡り、“初心公演”は終了となった。 本公演で、いったん“初心公演”のツアーは終了となる。始まりから“初声公演”とは違った魅力でステージを彩ってくれて、筆者としては驚くばかりの公演だった。つぎなる12月の梅田公演では、どんな姿を見せてくれるのか楽しみだ つぎのライブは10月14日(月)。メンバーが変わり、七瀬つむぎさん(有村麻央役) 、湊みやさん(紫雲清夏役)、川村玲奈さん(篠澤広役)による“初恋公演”が幕を開ける。10月を待ちながら、ゆっくりと難易度“マスター”での育成に勤しみたいと思う。 “学園アイドルマスター DEBUT LIVE 初 TOUR -初心公演-”広島・夜公演セットリスト(敬称略) 01.初(花岩香奈、伊藤舞音、薄井友里)02.Campus mode!! (花岩香奈、伊藤舞音、薄井友里)03.白線(花岩香奈)04.Wonder Scale(伊藤舞音)05.clumsy trick(薄井友里)06.L.U.V(薄井友里)07.日々、発見的ステップ!(伊藤舞音)08.Wake up!!(花岩香奈)09.キミとセミブルー(花岩香奈、伊藤舞音、薄井友里)10.歌声は君いろ(薄井友里)11.がむしゃらに行こう!(花岩香奈、伊藤舞音、薄井友里)EN1.冠菊(花岩香奈、伊藤舞音、薄井友里)EN2.初(花岩香奈、伊藤舞音、薄井友里)