ロッテ・佐々木朗希、球団1万試合目23日ソフトバンク戦に先発
節目の試合で〝鴎の顔〟が投げる。ロッテ・佐々木朗希投手(22)が、球団1万試合目となる23日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発することが22日、発表された。最速165キロ右腕は意気に感じ、闘志を燃やした。 「縁あって球団通算1万試合目のゲームに先発することになり、とても光栄に感じる。いいピッチングをしてチームの勝利に貢献できるように頑張ります」 この日チームは休養日。前日21日の日本ハム戦の試合前練習ではブルペン入りして調整しており、準備を整えた。投球を見守った小野1軍投手コーチは「出力が上がってきている。なにかつかんだなという感じがする。楽しみですね」と太鼓判を押した。 5年目の今季は3試合に登板し2勝0敗、防御率1・89。開幕3戦目の3月30日(日)の日本ハム戦からこれまで中6日で毎週日曜日に登板していたが、16日の西武戦に唐川が先発したことでローテーションが1日ずつずれて中8日空けて23日、火曜日の登板となった。 昨季のソフトバンク戦は4試合で2勝0敗、防御率1・13と好相性を誇った。チームは20、21日の日本ハム戦で2試合連続の完封負けを喫するなど3連敗中でリーグ3位。再び上昇するべく、〝令和の怪物〟が勢いづける。(森祥太郎) ★球団1試合目は1950年3月11日 ロッテは1950年に前身の毎日として創設。球団1試合目は3月11日の西鉄戦(現・西武)となり、9-1で勝利した。その後74年の月日を経て、9999試合目までの通算成績は4812勝、4787敗、400分けとなっている。最多出場は福浦和也(現1軍ヘッド兼打撃コーチ)の2235試合。